ほんの少しの時間の問題でした

先日、カミさんがガラ系からスマホに切り替えました。
単に画面にタッチするだけでも大変。
強過ぎたり弱過ぎたり、長過ぎたり、短過ぎたりと
思うような操作に結びつきません。

スマホの真ん中あたりを下からゆっくり上に
指をスライドさせるというだけの簡単操作でも
ゆっくりと動かすと言っても個人差があるので
思ったようにスマホが反応してくれません。
お年頃になるとこれでさえ難しくなるんですよね。

御影土を使って花器を挽いているのですが
赤御影土だと土が荒いので小さく作るのは難しく
かなり大きめのミニチュアを作っていました。ワラ

このままではミニチュア陶器作家として情けないので
他の土を混ぜて挽くことに活路を求めました。
色味を変えないようにするためには似た土を加え
遊びたい時には適当に混ぜてみました。

実際にそのような粘土を挽いてみると
思った以上に挽きやすくなり少しづつ小さくしました。
半乾きになった物を画像のように並べて撮影した後
移動させた時に事件は起きました。

１個がこけてしまったのです。
落ちた物を見ると片側が潰れていました。
でもよく見ると一番太いところがきれいに平でした。
これって両側を潰せば『扁壺』じゃないですか！

そこで、つく（焼成用具）で挟んで圧迫してみると‥‥
ゲッ！

口元にヒビが入ってしまいました。
乾き過ぎで口元が対応できなかったのでしょう。
これはこれで別な色の粘土を練り込んで塞ぎ、
壊さないで済みました。

再度乾燥の度合いを見計らってつくで挟んでみると
思った通りに潰すことができました。
なんといってもほんの少しの時間の問題でした。

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