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色々な方法を試すうちに解決方法が見えるものです

カミさんは大の虫嫌いです。
ダイクロガラスを焼いて作った甲虫のブローチさえ
工房から持ってくるなという始末です。
そのカミさんから内線電話が来て
「窓にできた蜘蛛の巣に青虫がついている!」

まさか青虫が2階まで登るわけもないので見ると
きれいな黄緑色のゾウムシに似た昆虫でした。
何度もこの窓に蜘蛛の巣を張る理由を考えたカミさん。
考えついたのは、消灯時に点灯する5WのLEDが
虫を集めているからではないかということでした。

ならば完全消灯してみようことになりました。
でもこの方法を試しても蜘蛛の巣は残りました。
次に虫除けスプレーを蜘蛛の巣にかけてみると
さすがにこれにはクモも参ってしまったようでした。

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いつも使っている成形の道具を紹介したいと思います。

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まずロクロ成形の際の指代わりになる物ですが
名前がないので『指棒』とよんでみたいと思います。
上段は比較的大きめの壺や花器を挽く時に使います。
中段が土瓶の胴や花瓶などを挽く時の指棒です。
下段は急須の注ぎ口など細い物を挽く時に使います。


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竹製のヘラです。
上段は直径3センチ前後の皿を挽くときに使います。
厚さが2ミリほどとかなりの厚みがあります。
中段と下段はロクロ成形時に角度調整に使ったり
指紋の跡を消したり、余分な土を取り除きます。
また、急須の組み立てなどの細かな作業に使います。


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上の鋭角のカッターは急須の注ぎ口を取り付ける穴を
開けるときに使いますが、細かな作業の多くは下段の
刃先が30度のカッターを使うことが多くなります。
中段は超薄刃のカッターなのでよく折れます。
つながっている本体と台を切り離す時に使います。


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上段から針、紅筆、バターナイフ、スポンジです。
針は不必要な土を切り取るために使う道具です。
紅筆は縁を丸めたり滑らかにしたり、当たりが
柔らかいので微妙に形を変化させる時に使います。
バターナイフは本体と台をまとめて粘土から外す時に
スポンジは部品を付けた時にはみ出た粘土を
拭き取ったり凸凹をなくす時に使います。

色々な方法を試しながら開発した道具たちです。

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