失敗したら次善の策で
「みんなちがってみんないい」金子みすゞの詩です。
地元の幼稚園に書かれたキャッチフレーズでは
真宗大谷派幼稚園の「バラバラでいっしょ」という
キャッチフレーズも全く同じ意味だと思います。
人間にとっては素晴らしい言葉なのですが、
瓶子のように左右が同じでなければならない物は
そう言ってはいられません。笑
100個作って同じ物を探して対にするというような
考え方で何とかなるかもと考えたきた訳ですが、
前回の首と胴体を別々に作ると同じ形にすることが
さらに難しくなることも分かりました。
決まった大きさにするという厳しい条件があるので
対になるものを探すのも大変なのです。
とりあえず似たような形に挽くことが先決なので
瓶子状の形を作る訓練をひたすら続けてきました。
同じ形になるかもと1日5個挽くことにしました。
ところが4日経っても形がバラバラになっています。
5日目になるとやや似た形になりつつあります。
でも高さは微妙に違い首の太さもバラバラです。
6日目、ようやく高さは揃うようになってきましたが
太さは一定せず、ずんぐりで目も当てられません。
7日目、何の目安もないと大きさも一定しないので、
型紙を作って、時々覗きながら挽いてみました。
太さは揃い始めたのに、まだ高さが揃いません。
高さを揃えるためのゲージも使うようになりました。
8日目になりようやく形と大きさが揃いだしました。
1 瓶子の形にする
2 高さを揃える
3 太さを揃える
4 首の長さと太さを揃える
この順に重点的に制作方法を工夫していいくことで
なんとか成功させたいと思います。