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これ!ミテクダサイよ
ミニチュア生け花の会に最初に加入してくれた
会員No.1はるかぜるりいさんの画像を見て
びっくりしました。
撮影方法が想像の範囲を超えていたのです。
これは一体どこなのでしょうか。
水の上に浮いているようなミニチュア生け花!
知らなければ大きさも想像がつきません。
撮影次第でこんなことができる見本として
みなさんにぜひ見てもらいたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1667191685751-gnzu11F3dM.jpg)
茶筅を作ったついでに茶杓も作ることにしました。
茶杓は100年前の煤竹の節の部分を使います。
煤竹は百年も経っているので竹に粘りはなく
もろいこともあり取り扱いが難しい材料です。
模型飛行機を作ったことがあればわかりますが
竹ひごは温めると簡単に曲げることができます。
でも子どもの頃はロウソクの火で炙って
よく焦がしたり燃やしたりしていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1667191763475-myQJDM0fwk.jpg?width=1200)
幅1cmほどの竹を幅1mm強に小割りしていくと
使えるのはおよそ5本ほどになってしまいます。
これを薄くして先端を曲げやすくするのですが
これまで何本失敗してきたことでしょう。
蒸気で曲げたり水をつけてから炙っても
わずかに曲げただけで折れてしまいました。
先日朝ドラの「舞いあがれ!」の中で見たのが
ロウソクを入れた空き缶の上で曲げる方法でした。
これなら炎が当たらないので子どもでもできます。
この方法が使えたら茶杓もうまくできるのでは
そう考えて思いついたのがハンダゴテです。
![](https://assets.st-note.com/img/1667191844221-YStEEeFFKK.jpg?width=1200)
熱くなり過ぎては失敗するかもと思い
ステンドグラス用のコントローラーを使い
温度調整して煤竹に当ててみることにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1667191921324-np3yZ2clq4.jpg?width=1200)
何回か試す内に安全な調整点がわかってきました。
何本作ってもきれいに曲げることができます。
百年経った竹と諦めてきたのが嘘のようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1667191953072-fyYSspH8zq.jpg?width=1200)
私の目から見るとまるで本物の茶杓のように見え
ユーザーに見せたくなる仕上がりとなりました。