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私も上品になりたいのですが‥‥‥
先日のギャラリーウォークで見てきたのが
グループ展 兀兀(こつこつ)です。
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最初に目に止まり、面白いなと思ったのが
オールナットの端材の一部に穴が開いたりして
使えないような部分に箔を張った作品でした。
画像はかなりの面積に箔を貼ってありますが
ほとんどの作品は1部に使っていただけで
気品のある雰囲気の好みの作品でした。
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さらに面白いと思ったのはキャンドル作品でした
なんとその キャンドルの芯が木材だったのです。
調べてみると木製芯(ウッドウィック)という
最近流行のキャンドル材料との事でした。
この木製芯は火をつけるとパチパチと音がします。
これを作ったキャンドル作家は、ゆりかごさん。
面白そうだったので、1個購入したのですが
実はnoterさんで私の作品も見ていたそうです。
また音を聞きたいと思ったので火をつけましたが
この作品も静かな音で上品な雰囲気でした。
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少し前から上絵の皿を作っています。
いつものように似たような皿を作っていると
当然のことながら飽きてきます。
そこでこれまで全く使ったことのない方法で
模様を作ってみようと思いました。
いつもは全体を 引き締めるために最後に金彩を
入れるのですが、今回は先に金彩を入れて
後から上絵の具を入れてみることにしました。
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一応描いてみたところで見直してみたところ、
どうも無粋と言うか不細工な感じがしてきました。
そこで思い切って一度リムーバーで消してみて、
再度スマートな模様にしてみたいと思いました。
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もう一度ペンで補助線を書き直しました。
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この補助線に沿って金彩を入れていき
焼いてみましたが何とか行けそうです。
これで少しは繊細さが出てきたと思います。
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実際はもっときれいなんですよ😀
この部分に金彩を使ったので他の部分にも使うと
金ピカ趣味の見本のようになりうるさくなるので
ウォールナットの上品な作品のようにできるだけ
金彩を入れないようにしたいと思います。