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ポイント
3月に開催されるミニチュア作家展に向けて
単なるろくろのデモに終わらせたくないと思い
ちょっとナニコレと思われるものを加えたいと
何かアイデアがないか探していました。
その手がかりになったのが白崎秋峰さんでした。
花びらを逆に生けたり、雌蕊を活用するなど
思いもしない草月の手法を見せてくれたのです。
デモのそばにミニチュア生け花を置くことを
思いついたのはそれがきっかけでした。
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それなら今の内に植物を集めておかなくちゃと
家の周りを探して歩き、ケースに詰めてみると
なんときれいなのでしょうか。
この色がいつまで持ってくれるか分かりませんが
来場者の目を引くポイントになってくれると信じ
今売り出し中のミニチュア生け花の宣伝も兼ねて
ミニチュア作家展に参加したいと思います。笑
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先日のギルドショーで注文が入りましたが
実は引き受けたくない注文でした。
というのもロクロが使えない四角い物。
そう四角い鉢なのです。
正確に作らないと失敗作になります。
これまでのように型を作ってタタラを
貼る方法では焼いた後で歪むことが多く
できるだけ作ることを避けてきました。
ではタタラ以外の方法を使うとすれば
それは「鋳込み」という方法です。
鋳込みは石膏型に泥漿を流し込んで作ります。
でも面倒だと思い、やったことはありません。
タタラにしても鋳込みにしてもまずは型です。
正確な型作りにトライすることにしました。
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初めに硬めの再生粘土を使って直方体を作り
カッターナイフで切り出していきました。
ミニチュア作家の桜陽さんから注文された
小さめの盆栽鉢を6種類を作ってから
ジオラマ作家から注文された
10㎝の長さの大きな鉢の型を作りました。
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それらを牛乳パックで作った箱に別々に
並べそこに溶かした石膏を流し込みました。
うまく固まるのか心配でしたが
思った以上にきれいに固まってくれました。
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石膏と粘土の境目に隙間ができてから
粘土を外すときれいな型ができ上がりました。
ここまでは問題なくできあがったのですが
泥漿のできがこれからのポイントになります。
💛 🇺🇦 💙
ミニチュア生け花の会は会員募集中です。
noter対象で、入会金や会費はありません。
入会記念としてミニチュア花器1点プレゼント。
下の花器の中から選んでください。
参加希望はコメント欄に書き込みください。
お待ちしています。
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