思いもよらなかったのです
ドールハウス展も初日は高揚感があるのですが
10回にもなると、こんなものかと思ってしまいます。
ところが今回はいささか違っていました。
スマホホルダー使ったカメラをミニチュアに向け
早口で話しながら細かく作品紹介をしている
若い中国人らしいグループが数組いたのです。
分からない事があると日本語で質問してくるので
それからすると、日本在住の留学生のようです。
でも、その買い方が半端なく学生とは思えません。
まずスマホから本国にいるバイヤーかコレクターに
画像を送り、それが何なのか詳しく解説します。
そのやり取りで購入品を決めていくようでした。
後で分かったのは、今中国ではミニチュアブームらしく
日本で購入したものが5〜10倍の価格で売れていて
その買い付けに留学生が励んでいるらしいのです。
日本から流出することを嘆く人もいましたが
世界中に知られていくのも良いのではと思いました。
今回、会場ではマスクの装着は固いお約束なので
息苦しさを回避するため自作の補助具を用意しました。
ところが現地について気がついた時にはナッシング!
間抜けなことに、忘れてしまったのです!
でも1週間補助具なしで過ごすわけには行きません。
これはもう作らなきゃというので、百均を探しまくり、
カッティングマットやPPシートなどを調達しました。
PPシートにカーブをつけるためには熱風を使います。
工房ならヒートガンを使ってピンポイントで熱せるのに
ホテルではドライヤーしかありません。
これでは手持ちをすると熱くて作業できません。
いくつかやってみたのですがコップにも入れました。
携帯の食器セットを活用して手に持たずに
ドライヤーがけをしてなんとかクリア!
最後に肌に当たる部分にスポンジ両面テープと
マスクの縁を貼って一応完成できたのですが、
こんな思いもよらないことはもう願い下げです。
😷 😷 😷
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?