先日、5人目の孫が誕生したと連絡があった
ところが単純には喜べないんだよ
早産で体重が普通の半分だったそうだ
そうなると保育器で管理されるよね
最近は聞かなくなったけど未熟児網膜症という
失明に至る症状が思い浮かんだ
今では保育器も細かに管理されていそうなので
心配はしていないけど元気に育ってほしいな
前回のジャパンギルドミニチュアショーで
鉄瓶と火鉢のセットが売れてしまったんだ
ミニチュアを作っていてショッキングなのは
ほとんど完成しているのに最後の最後で
どこかが壊れてしまうことなんだよね
一番危険なのがこの鉄瓶なんだ
まず鐶付と呼ばれる取り付け部分がある
この部分に穴を開ける作業がとにかく大変
穴が無事開いても持ち手をつける時に壊す
この時に何度息を呑んだことか
その後に出るのがため息だよ
吸っているだけじゃ死んじゃうからね
今回は持ち手の材料をこれまでの銅線から
造花用のワイヤーに変更することにしたので
銅線より柔らかいので壊しにくいと思う
なんの根拠もないけどね
さらに持ち手の形状としては
ワイヤーの両端に向い次第に細くしたい
銅線ならヤスリで削って細くしたらできるけど
ワイヤーは細いので何かで太らせなきゃ
でも何を使ってどう作る?
考えたのが樹脂粘土を巻き付ける方法だ
でもこれまでの経験からするとさ
ワイヤーに粘土が着かずパイプ状になる
だったら他の方法はないのか
降りてきた方法は液体透明すけるくん
ワイヤーに筆で塗ってみるとこれが難しい
粘りがあるので均等にならんのですよ
筆塗りがダメなら浸けてみるかということで
ピンセットで挟んですけるくんに浸けてみた
これも浸け過ぎると余分な物が着いてしまう
引き上げるタイミングが実に微妙なんだよ
きれいに成形できる保育器のようなものが
あったら取っ手も無事育つのにねぇ
型を使いレジンに変えるべきなのかなぁ