増えるといいなぁ
いつも使っている電気窯が滅多にないことに
ミニチュアでほぼ満杯になりました。
というのも登り窯で焼きたいものが増え過ぎて
その半分を電気窯に入れた結果なのです。
焼くたびに、これだけたくさんの作品ができるなら
それだけでも焼き上がりが楽しくなるのですが
いっぱいになる前に早く焼きたくなってしまいます。
焼くべきか、否か‥‥‥いつもハムレットの心境。😄
窯の中には先日京王百貨店で開催されたロクロ体験の
体験者がろくろ挽きした作品も入っていました。
それが焼き上がったものを紹介したいと思います。
それぞれの方の希望に合わせて施釉してありますが
一番他の人と違っていたのがこの黄色い作品です。
これだけはカフェカラーの3度塗りです。
スタイルとして楚歌の作品とは全く違っていたのが
染め付けの雰囲気の水蓮鉢にしたいというこの作品。
縁に少し模様を入れることでリクエストに応えました。
作ってもらうときに一番怖いのが皿に近いタイプです。
皿は横に広げるので時間がかかると垂れやすいのです。
特に体験では希望する形にするまで時間がかかるので
粘土に水分がまわり過ぎ、それでへたります。
左のように少し深みがあればなんとかなるのですが
右のように平に近づけたいと言われると緊張します。
最後の2点はそれからすると簡単なように見えますが
この薄さはミニチュア陶器として全く問題なしです。
最後に体験者に送ってもらった初めての感想を紹介します。
千葉県K様
過日は大変お世話になりまして、
ありがとうございました。
初めての電動ロクロが楽し過ぎて
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
先生のご指導はとても魅力的でした。
またいつかこのようなチャンスを頂けたら幸いです。
この方はこのあと、陶芸教室に通い始めたそうです。
これからもミニチュア陶器に挑戦される方が
増えていくと嬉しいと思った感想でした。
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