
発想を変えてみると‥‥‥
「ドールとミニチュア3人展」の案内ハガキの話です。
これはメンバーの夫君がデザイナーということで
渡りに船とばかり無償で引き受けていただきました。
背景の家具はmalikoさんの作品で、人形はイミさん、
私の作品は後ろのランプで、3人の合わせ技です。
葉書の原案がLINEで送られてきた時には
左下の3人のアイコンもナイスアイデアと感じました。
ただ自分の感覚としてはタイトルが弱く感じたのです。
一度は直してもらったのがこの画像ですが
ほとんど変わっていませんでした。
何度かやりとりし、これ以上タイトルを強くすると
野暮ったくなるということで納得しました。
自分のイメージは多分劣化しているのだろうと思い
発想を変え、これでいくことにしました。
木の枝を作った時に困ったことが起きました。
というのもハンダ付けした枝を触っているうちに
銀色が目立つようになってきたのです。
塗り残しだろうと思って直しても増えてきます。😀
アクリル絵の具はどんなものにも固着するはずでは?
でももしかするとハンダとは相性が悪いのかも。
こうなるとアクリル絵の具は使えないのか?
思いついたのが表面を化学処理する方法です。
ブラックパティーナを使えば表面に膜ができます。
これを使えば表面の性質が変わるかもしれませんし
黒くなるので絵の具が剥がれても目立ちません。
やってみると何とか剥がれずに済みました。
もう一つ発想を変えてみたことがあります。
先日から挽き始めた室町時代の銅製の花器ですが
100個も作ればなんとかなるかと書きました。
でもきっと他に方法があるはずです。
うまく作ることができない理由を考えてみました。
作り始めはヒップアップしたフォルムなのですが
首を作っていく段階で垂れ尻になってしまいます。
できるだけ薄く作ることを心がけているので
下部の粘土が上部を支えきれないのが原因かも。
ということで掟破りのヒップアップ作戦!
発想を変えて下部を首の厚さの5倍にすることに。
挽いてみるとこちらもうまくいきました。
これなら30個で終わるかもしれませんね。👏👏👏