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これでいいんじゃない

もうクリスマスツリーを飾らなくなって
何年経ったかわからなくなってしまったけど
カミさんは小物だけはちょこちょこ飾っていた
今年は珍しくトイレにも飾っちゃった



先日開催されたギルドのミニチュアショーで
購入した札幌のアトリエ桜陽さんの作品だ
カミさんは特にミニチュア好きではない
だけど気がつくといつの間にか買っている

それをトイレや窓際などに飾っている
そんなに安いもんでもないんだけどねぇ
楽しそうだからこれでいいんだろうね



だれでもアーティスト参加作品の制作も中盤だ
干支凧は空に揚がっているからねぇ
実際の場面では平面じゃあ揚がらない

天骨(一番上の骨)に張り糸を巻きつけ
張りをかけて曲面を作るんだ
でも糸が細くて弱いのでこの手は使えない



思いついたのが茶筅を曲げるテクニックだよ
竹を曲げるなら熱を加えればいいんだ
はんだごての先端に使えそうなジグをつけて
骨を指で曲げながらジグで擦っていくと
簡単に曲げることができるじゃあありませんか



天骨に糸を張ってから糸目糸を付ける
糸目糸は凧の揚がり具合を調節する糸で
1本のこともあれば複数のこともある
この凧は5本糸目か3本糸目なんだよね
糸目が多いと強い風にも耐えられるんだ



左:200番の木綿糸 右:60番のミシン糸

使うのが市販品では一番細いらしい
200番の
エジプト綿で長さが一巻き2000m
だ
でもこんなに長くちゃ使いきれやしないよね



針を使って糸目糸をつけるんだけど
何せ針が太過ぎるので取り付け穴も大きい
糸を結んでから紙を元に戻してその穴を塞ぐ
その後で糸の長さを調整して結んでおく
これで干支凧は完成だ



額縁に入れてどんな雰囲気になるのか
凧の配置とウサギとの関係を確認すると
まあ、こんな感じでいんじゃない
てなことでようやく半分まできたようだ

   💛    🇺🇦    💙


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