魅力はどこにあるのかな
薪窯(登り窯)と電気窯の違いを見てください。
同じ種類の粘土に同じ釉薬を掛けて焼いた時に
どのくらいの違いが出るのだろうという見本です。
陶芸に詳しくない方もいると思うので、基本から。
電気窯は通常酸化焼成になります。
十分な酸素がある状態で焼かれる焼き方です。
薪窯の還元焼成は酸素が足りない状態の焼き方です。
さらに電気窯はかけた釉薬がそのまま焼けますが
釉薬がかかっていない部分は粘土はそのままです。
一方薪窯は薪の灰がかかり透明釉となります。
そのおかげで釉薬がかかっていない部分でも
降りかかった灰が溶け、光沢が出ることになります。
この画像を見るとどちらが薪窯かはわかりますよね。
さらに薪窯では炎の当たった部分とその裏側では
灰の量も違うので景色にも違いが出てきます。
ここのように表面だけを比較して見ても
薪窯の魅力がわかってもらえるのではないでしょうか。
魅力というと、今回の京王新宿店で開催された
ドールハウス展の”ロクロ体験”の感想が届きました。
器、無事届きました。あまりの美しさに感動しました。
土からできた器は全く違う質感、重量感でいいですね。
白色、想像以上に大満足です。控えめなのに目を惹く
美しさがあり、自らほのかに光を発しているようです。
どんなものにも合うのでこれからがとても楽しみです。
触れたこともないロクロ体験で、どうなるのかと
心配でしたが、こうしたからこうなると、考え方を
教えてくださるので、あっという間に形になりました。
自分でやったんだけど、まさかこんなに美しい形に
なると思っていなかったので、
魔法にかかったような体験でした。
土の手触りが忘れられず、あの硬そうな塊が
流れるように形を変えていくのが病みつきになります。
また違った形のものも作ってみたいです。
色も形も厚みもこの上なく気に入っています!
大満足です。ありがとうごいざいました。(仲)
ロクロの魅力を分かっていただけたようで大満足でした。
🏺 🏺 🏺
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