号砲は自分で鳴らせ
今の立ち位置を俯瞰してみた自分と、十勝に戻ってきた自分を見比べると明らかに違う。
根拠のない自信だけはあったことで自分の理想との乖離に違和感を感じて葛藤していた時期があった。
この3つでこの3年間一気に成長出来たと確信している。
1、徹底的の人に会いに行く。
家業の農業に入って仕事を覚えるのが必死だった一年目、あっという間に冬が来て何かしたいけど行動を起こせない自分がいた。その時、自分が変わったきっかけは気になった人には徹底的に会いに行くことだった。まず環境に投資し変化する。そして自分はここにいて大丈夫なのか?場違いじゃないか?と思うくらいコンフォートゾーンから逸脱した会合に飛び込む。そのプレッシャーやストレスは筋肉痛のようなもので自分を一気に成長させた要因だ。自分の知らないことややりたい景色をもうみた人はそんな若者をおかしい奴だとは思わない。(良い意味でイカれてる奴だとは言われた経験あり)東京にいたサラリーマン時代は、仕事が終わればすぐに帰ってやることやってすぐ寝る。人とプライベートで話したり交友を広げる感覚すら無かったことが今では信じられないくらい。
2、小さくても今すぐ始める。
当たり前だがわかっていないことがある。自分がすごいと思う人は昔からものが違うと思っていた。違う。アップデートしたいという前提の思考がその人を走らせ前に進め今の立ち位置まで到達しているということだ。自分に強みはないから何も出来ないという言い訳で変わりたくないという人間の原理原則にこのままを選択させられている人がほとんどだ。小さくても今から少しずつ始めることで登れる山と辿り着く景色があることを決して忘れてはいけない。
3、常識を逸するハードだと思う決断をする。
決断を迷った時の判断基準を2つだ。それは「楽しいほう」「ハードなほう」どちらかだ。対照的に選んでいけない道は1つしかない。「楽で何も感じないこと」それを選ばなければ人生は前に進む。アスリートが身体に負荷をかけて強くなるように経営者も同じく身体を鍛え、心に負荷をかけて強くなっていく。自分のキャパを広げている。自分の成長に欠かせないスパイスはこの2つしかない。美味いカレーは自分で作れ。
前提として自分のエフィカシーの高い分野で突き抜けること。そしてもっと出来る自分を信じること。
富士山に登ろうと思った人しか富士山には登らない。自分の思考の範囲でしか実現しないのが目標や夢。富士山を目指して気がついたらエベレストに登れる力になる人もいない。でも、エベレストに登れると信じ突き進んだ人は、エベレストも富士山も登れる可能性がある。
誰もが驚くようなことを出来ると信じたい人だけがその山を登る権利がある。
その号砲は、自分でしか鳴らせない。