ナントの勅令
フランスのナントで、ラグビーのワールドカップが開催されています。
ナントといえば、「ナントの勅令」ですね。
「カノッサの屈辱」と並んで、知っているけど、内容がわからない世界史用語です。
わたしは40年前に社会科の教員免許を取得しましたが、世界史は殆ど勉強していません。
四大文明あたりまでは、やる気満々でしたが、横文字が覚えづらくて、苦手意識が増すばかりでした。
日頃、軽めな本や、ゆるいエッセイばかり読んでいるので、少し勉強してみようかな、という気持ちが芽生えました。
学参コーナーで見かけて、前から気になっていた本を買ってみました。
高校で使用する山川の教科書をもっと詳しく解説し、コラムなども加えたものだそうです。
字も小さく、正直面白くなく、苦行でしかありませんが、1日数ページでもいいから、読むつもりです。
早速、目を通してみました。
歴史学は昔のことを研究する学問です。
過去の事実は変わらなくても、新しい遺跡が見つかったり、研究が進んで学説が変わったりします。
現在確認されている最古の化石人類は、700万年前のサヘラントロプスだそうです。
初めて知りました。
そして「北京原人」は知っていましたが、「周口店上洞人」と呼ばれる新人の存在は知りませんでした。
(記憶にないだけ?)
因みに「ナントの勅令」は今では
「ナントの王令」と呼ぶのが一般的なようです。