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危険な情報

今、唯一観ているドラマ『3000万』 (NHK土曜ドラマ10:00〜)
昨夜は、いよいよ佳境(?)に入り、主人公夫婦が犯人の一味を追い詰めます。

 特殊詐欺の「掛け子」がマンションの一室に集められ、名簿を見ながら、ターゲットに電話を描けるシーンがありました。

名簿には、高級車を購入した履歴など、どこでどうやって集めたのかわからない情報が満載です。

わたしは以前、マーケティング調査の会社で、アンケートに答える、ポイ活をやっていました。
スマホでお手軽にできますし、東証プレミアムに上場しているということもあり、信頼できる会社というイメージがありました。
noteを始める以前は、一時、毎日熱心にやっていました。

アンケートは多種多様。
食生活や嗜好、日用品等に関するアンケート、調味料や化粧品の新製品を一定期間試して回答するものもあります。
病気の履歴や子育て、介護に関するアンケートもあります。

いろいろな項目があり、家族構成、職業、年収、取引している金融機関、どの沿線に住んでいるか、所有する車の車種などもあります。
勿論、答えるか答えないかは自由。
年収などは、「答えたくない」という選択肢もあります。

もう十数年前になりますが、夫が現役時代、「〇〇警察署ですが、△△線車内で、ご主人が痴漢容疑で逮捕されました」というサギ電が掛かってきたことがあります。
弁護士役も登場して、なかなか念が入っていました。
夫の勤務先も知っており、先方は何かの名簿を持っていたようです。

連日闇バイトによる事件が伝えられる一方、情報が漏洩する事件も後を絶ちません。

例えばリフォーム業者から情報が漏洩すれば、家の間取りもわかってしまいます。

すっかり治安が悪くなってしまった日本で、安易にアンケートに答えることの危険と不安を感じています。