なぜあんなものが流行っていたのか
わたしが小学生高学年の頃には、ワンポイントが流行していました。
傘のマークのアーノルドパーマーとか、クマのマークのゴールデンベア、ペンギンマークのマンシングウェア、ワニのマークのラコステ……
ゴルフウェア発祥のワンポイントがついたシャツを着こなしている人をよく見かけました。
小学生も御多分にもれず、わたしの小学校には制服がありましたが、当時はミニスカートに白ハイソ。
傘のマークやペンギンのマークがついた靴下を履いて得意げに通学していました。
(今でも傘やワニは健在ですね)
中学時代は通学用の皮の鞄がありましたが、マディソンスクエアガーデンというロゴの紺色のバッグが大流行していました。
一世を風靡したといっても過言ではありません。
同級生のほとんどが持っているのでは?と思えるぐらいでしたが、当時から流行に背を向ける女だったわたしは、横目で眺めているだけでした。
1980年代には、トレーナーを裏返しに着るのが流行りました。
年配の方に街中で注意されるこもあったとか、なかったとか。
テニスサークルの学生とか、ファッションリーダー的な若者の間で流行していたようです。
この時も、わたしは傍観者でした。
娘の学生時代はルーズソックスが全盛でしたが、あれも意味不明のファッションでした。
取り敢えず乗っかっていればトレンディ。
渦中にいるときにはなんとも思わないけれど、振り返ってみればナゾだらけ。
それが流行というものでしょうか。