マイナーなほうに惹かれる
人気者に興味がないわけじゃないけれど、2番手3番手の、ちょっと影が薄いほうが好き。
ライバルが少ないからなのか。
判官贔屓なのか。
例えば、マンガ雑誌。
小学生の頃なら「りぼん」と「なかよし」では、「りぼん」のほうが断然人気があり、わたしが毎月購読していたのは「なかよし」でした。
中学生になったら、「マーガレット」が一番人気があり、月刊誌の「別冊マーガレット」(別マ)もある中で、わたしは毎月「別冊少女フレンド」(別フレ)を読んでいました。
1970年代の話です。
リカちゃん人形はあまりにメジャー過ぎて、敢えてタミーちゃんを選び、
キャンディーズの中では美樹ちゃん推し。
美樹ちゃんも充分人気者だったけれど、奥ゆかしい感じが好きでした。
たのきんトリオなら、ヨッちゃん。
でもトシちゃんのデビュー曲『哀愁でいと』のレコードは持っていました。
ハンカチ王子とマー君なら、高校球児のころからずっとマー君一辺倒。
話はガラリと変わりますが、
今、若い女性がホストに入れ揚げて首が回らなくなり、水商売の世界に足を踏み入れたり、その先まで行ってしまったり…
社会問題になっています。
先日、女子高生(当時16歳)を働かせていた風俗店の経営者が逮捕されたというニュースを見ました。
女子高生は、メンズ地下アイドルの追っかけのためにお金が必要だったといっているそうです。
メンズ地下アイドル⁉︎
思わず、ぷっと吹き出してしまいました。
老婆の知らない世界です。
アイドルの推し活をするのは自由ですが、歯止めが効かなくなると身を滅ぼします。
それにつけても、メンズ地下アイドル(メン地下ともいうらしい)って何?
未成年のファンに散財させるアイドル…危険な香りがします。