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新宿末廣亭

久しぶりに寄席にでも行ってみようかということで、新宿末廣亭に行ってまいりました。

11:00に夫と合流して隣の洋食屋さんで昼食を済ませた後、路上で30分ばかり並びました。
寄席に前売りというものはなく、木戸銭方式です。
指定席もありません。

かなりの人が並んでいたにも拘らず、2列目のど真ん中の席に陣取ることができました。
かぶりつきといってもよく、舞台を見上げるような感じです。
中央に椅子席、左右に桟敷席があります。
振り向けば、ほぼ満席でした。
若い人もチラホラ見えますが、観客の平均年齢は推定70歳以上といったところ。
おじいさんとおばあさんが集う娯楽の殿堂です。
肩肘張らずに、何ならお弁当を食べながら観ることもできますし、長丁場なので居眠りしている人も。
わたしも2度ほど睡魔に襲われましたが、芸の力で爆睡までには至りませんでした。
テレビでお馴染みの林家ペーさん、笑点若手大喜利メンバーの鈴々舎馬るこさん、以前落語会に行ったことがある桃月庵白酒さん、人間国宝だった5代目柳家小さん(さん)のお孫さん柳家花緑さん、笑点大喜利で故 円楽さんのピンチヒッターを務めたこともある柳亭市馬さん。
漫才のロケット団さん。
ジャグリングの松浦さんや、物まねの江戸家猫八さん。
奇術の松旭斎美智・美登さん、落語とお目出度い松づくしで2度登場された三遊亭歌る多さん。
三味線で都々逸などの粋曲を披露された柳家小菊さん。
抑制の効いた名人芸でトリを務められた柳家小満んさん。
わたしも大爆笑し、会場もどっと沸いたのは、三遊亭歌武蔵さん、三遊亭円歌さん。
前座さんを含めて落語色物、21組の出し物でした。
昼席は12:00〜16:15まで。
笑うことは免疫力を高めると花緑さんもおっしゃっていました。
今年は笑いで福を呼ぶ一年にしたいものです。

年末恒例のM-1グランプリの話になりますが、最近のお笑いは凝ったネタをつくっているのはわかりますが、クスリとも笑えないものが多いです。
新しい笑いについていけないだけ?
いえいえ、バッテリィズさんには笑わせてもらいました。
わたしの中では、2024年M-1王者はバッテリィズです。
西と東の違いはありますが、錦鯉さんと同じような系統かなと思いました。


今年の初笑いは1/2の清水ミチコ武道館ライブでした。
清水さんはモノマネ、お笑いもさることながら、アーティストだなと感心しました。
ライブは小池百合子東京都知事のモノマネに始まり、小池百合子さんに終わりました。
「わたしは本当に〇〇〇大学を卒業しています!」最後まで(アラビア語で)訴えていました。

お笑いと悪口は紙一重です。