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資源回収

使用済みの携帯電話や家電などから金属を取り出して再利用する都市鉱山という言葉は聞いたことがあるけれど、火葬後の灰から金属を取り出すビジネス?があるらしい。

火葬場に残る残骨灰には、故人が生前に歯科治療したときに使われた金やパラジウム、人工骨に含まれるチタンなどの有価物が含まれている。
一部の自治体はこれらを売却し、火葬事業を支える収入源としている、らしい。

へぇ~!
知らぬが仏
知らなきゃよかった
なんかさもしい話じゃありませんか。

火葬場の灰を採掘して、リサイクル?
ちょっとしたホラーですね。

遺族感情もあり、賛否両論分かれそうです。
しかし、冷静に考え直してみると、死んでからも何かのお役に立てれば上等なのかも知れません。
尤も、わたしの体の中には、これといって目ぼしい金属類はなさそうですが。

限られた資源を有効に活用することは大事なことですが、まさかここまで来ているとは知りませんでした。

多死社会、貴金属の価格上昇で、こういうことをする自治体が増えているのだそうです。

あの金歯は父のものです!と遺族が相続権を主張したら?

残骨灰は人体の一部であり、供養の対象であるとし、売却しない自治体もあるといいます。
あなたの自治体はどっち派ですか?

それにしても、世知辛い世の中になったものですね。

※2024.9.17日本経済新聞朝刊
  を参考にしました。