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若く見られたいという願望

実に奇妙な事件です。

72歳の女性が、存在しない架空の妹になりすまし、うその戸籍を作って48歳と偽って働いていた。
届け出た妹の名前は「樹亞」。
ちょっとキラキラ風。

65歳の夫と共に、有印私文書偽造・同行使などの疑いで逮捕されました。

夫によると、動機は「妻は『若く見られたかった』と言っていた」ということです。

結婚詐欺など、相手を騙す目的で、サバを読むのはよくありそうですが、ただ若く見られたかった……
女心でしょうか。

年齢を偽って警備会社で働いていたということですが、夫がかなり年下だったことも関係しているのでは……と勝手に推測しています。

逮捕時の様子をテレビで見ましたが、確かに72歳には見えません。
48に見えるかといえば、ちょっと微妙です。

現に、運転免許試験場でミニバイクの免許更新のときに、あまりに年齢と見た目がかけ離れていることから、発覚したそうです。

わたしなら、実年齢よりちょっと若見えを目指します。
目指しているだけで、実際には老けて見えるかもしれませんが、現実は受け入れなければなりません。
毛染めもいつまですればよいのかわかりません。
でも、いつかは白髪頭に移行しなければなりません。

この容疑者は逮捕時には、若者風に頭に大きな布をゆったり被り、顔の両側に細い三つ編みを垂らしていました。

近所の人へのインタビューでは
「70代にしか見えなかった」(女性)
「50代ぐらいに見えたよ」(男性)
ということで、同性はやはり辛辣だなと思いました。

まだ事件の詳細はわかりませんが、続報を待ちたいと思います。