図鑑
子どもが小さい頃は、花壇や道端で見かけた花の名前をポケット版の植物図鑑で一緒に調べたものだ。
図鑑は写真だけではなく、草花が細密に描かれているのが魅力だ。
今はGoogleレンズもあるし、紙の図鑑は必要ないのかもしれない。
先日、孫が泊まりに来たとき、分厚いポケモン図鑑をリュックに入れて持ってきた。
彼は今ポケモンに夢中だ。
「ヒ」がつくポケモンはなんでしょうか
突然、クイズ大会が始まる。
(解答例 : ヒトカゲ)
そしてそのポケモンがみずタイプなのか、ほのおタイプなのか、でんきタイプなのか、進化したらどうなるのかを説明してくれる。
ポケモンはどんどん増え続け、今では1025匹いるらしい。
未知のポケモンがあれば、
「ばあば、このポケモン、何か調べて」と図鑑を手渡される。
一緒にページをめくってもなかなか見つけられない。
そこへ孫の母親がやってきて、スマホでパチリ。
瞬時にGoogleレンズが名前を教えてくれる。
実に呆気なかった。