コンポスト熟成!あるものでレイズドベッドを作ってみた
1年半前にご近所さん達と一緒に作ったコンポストボックス。
いっぱいになってたので、暑くなる前に豊かな土に分解されているであろう中身を移し替えるべく、その辺に打ち捨てられてたものを使ってレイズドベッドを作ろうと重い腰をあげました...!
割れた植木鉢、柿の木を剪定したときの枝、竹の切れ端など使えそうなものを割とたくさん発見。
4ヶ月後、分解の成果は...
丸1年ぐらいは生ゴミを入れ続けた(分解されにくいとされる玉ねぎの皮も)ボックスでしたが、4ヶ月ぶりに掘ってみた。
コンポストの土は微生物の働き等で温度が高く、虫にとっては居心地がいい場所。
掘りすすめると何かの幼虫が出てくる出てくる。15匹くらいはいたかな...。
中で悠々と暮らしていたカミキリムシもダンゴムシも、天変地異が起こったように(彼らにとっては間違いなく天変地異)焦りまくりながら行列を作って、我先に逃げ出すてんやわんや。
なんと言うか、ゴジラになった気分。。
いろんなドラマを経て掘り進めてみると、嬉しいことにほぼほぼ土に還ってた(!)
コンポスト、やるとまずゴミ出しに出す生ゴミが劇的に減るし、何より自然の循環のサイクルに入る(戻る)感覚がワクワクするのでめっちゃオススメです。
コンポストのレシピと運用ポイント
ベランダでも匂いを抑えられる生ごみ処理キットのキエーロなど世にはいろいろありますが、うちのコンポストボックスの作り方は、ポートランドにも住んでたお向かいのYuちゃんが教えてくれたレシピ。
①ピートモス(水苔を集めたもので、水分をよく保持してくれる。酸性)
②もみ殻くん炭(超音波で微生物を元気にしつつ多孔質で彼らの住処にもなる、消臭効果もある。アルカリ性)
③腐葉土(土のベース)
①〜③を全部同量ずつくらい入れて混ぜる。ホームセンターでゲットできます(もしくは山で採取したり安全に燃やしたりてゲット)。
僕らが気をつけた運用のポイントは、以下の3つぐらい
①動物性のもの(肉や魚、骨、卵など)を入れないこと
②毎回軽く混ぜること
③腐敗臭がきつくなったり何かしら調子が悪いと思ったら、草木灰やくん炭を少量混ぜたり、晴れの日に少し蓋を開けておいたりして様子を見る
***
時折、コンポストボックスを開けたら何かの芽が出てることもよくありました。もやしのようなやつだったり、生ゴミに混じってた野菜の芽だったり。
立派なかぼちゃの芽が出たときは、畑に移植して無事大きくなりました。
***
レイズドベッドはこんな風に作りました。
制作風景↓
半日くらいかかって、でも一人でできました。
一心不乱に一気に作ったら、腕と腰がパンパン。
筋トレせねば。
***
家賃からリアルなトラブルまで出来るだけありのままを綴った、フィジー、ペルー、エクアドルでの「海外移住の話」シリーズ①〜⑭も、ぜひ!↓