弟よ。
今日は、わたしが今日、一番頭を悩ませたことを書きたいと思います。
好きなこともない人のやりたいことの見つけ方です。
私、小さい頃から幸いなことにやりたいことがなかったことがない人間でした。
幼稚園の頃はレジを打つ人になりたかつたし、小学生の頃はピアノの先生になりたかった。そして、今のこの役者になりたいと思ったのは、中学入る前でした。
だから、やりたいことなんて常に何かしらあるものだと思っていました。
前にこのことを書いた時、私は「好きなことを見つければいい」って書きました。でも今日、好きなことさえ何かわからないって人に出会って、インスタでお兄さんお姉さんたちの意見を求めてみました。
そこで、一つ、すごくハッとした回答をしてくださった方がいて、
「夢は知識」
という回答。ああ、そうだよなって思った。
私も「役者」という職業を知らなかったら、この夢にはたどり着けていない。だから、やりたいことを見つけるには、外に意識を向けなければならないって思った。
やりたいことなんて見つける必要ない
そうやっていう人もいると思う。ただ友達と過ごしている時間が何より幸せで、それが保たれたらなんでもいいんだって。
それでもいいと思う。でも、それって人に依存した考えだから、芯がないなって私は思う。他人の意思が介入するものをやりたいことに据えてしまうのは危険だって思ってる。
なんとなくで生きるのも大事かもしれないけど、「なんとなく」生きるために誰かに迷惑がかかるなら、やめたほうがいいと思う。
例えば、やりたいこともないけど、みんな大学に行くし、まあ行っとくか、みたいな感じで大学に行く、とか。それだったら、一年間ぼーっと過ごすとか、大学の1年にかかるお金分で旅行しまくるとか、そっちの方が絶対いいって思う。
日本の大学生ほど遊んでいる割合が高い国ってないんじゃないだろうか。私は普通の大学に行ってしまって、遊んで、特に四年間で何にも学ばずに、友達だけ作って、本当に後悔してる。この四年間何してた?何学んだ?って聞かれたら全然答えられない。
姉は美大に行って、四年間で着実にスキルを積んで、卒業した。それは、やりたいことが明確だったから。
だから、やりたいことがないのに、惰性で大学に行くのはお金の無駄だって本当に思う。大学に行ったんだったら、サークルとか授業とか課外活動とか、何か一つを一生懸命やるべき。
私は、高校である程度成績をとっていて、推薦という一番楽な道だったから、この大学を選んだ。だから、4年間本当に何も大学における目標がなくてやらなかった。けど、「『百人一首』の研究がしたかったから」というサブみたいな理由はちゃんとあった。
サークルに入ったけど1年半でやめて、授業もほとんど行ってない。それでも、4年になって、やっと卒論はちゃんとやろうって思って、教授に「あとこれしか時間がないからできないんじゃないか」って言われても突き通して無理やりやって、ちゃんと私がこの大学に入った理由を遂行しようって思ってる。
それも、『百人一首』に興味を持って、勉強して知識をつけて、これが好きだって思ったから。
やりたいことがない人って、興味は持ったけど、知識をつけるとこまでいかない人が多いんじゃないかと思う。それか、自分の世界を保ちすぎて、周りに目を向けない人。
ずっと家でゲームしてたり、ずっと同じ友達と遊んでいたり。
それは絶対楽しい。でも、そうしたら「知識」の範囲狭すぎて、好きなことに出会える確率なんて低すぎる、と思った。
だから、やりたいことないなあ。って思う人は、もっと外に出てみるべきだと思う。興味なさそうなことやってみる、とか。とりあえずやってみるって大事だなあって。
体験するのはお金がかかるけど、そんなお金も時間もない。っていう人は、ドラマとか映画とかで疑似体験するのもいいんじゃないかなって思う。
やりたいことあった方が私は人生楽しいなって思ってる。なんとなく生きた方が楽だし楽しいって思う人もいると思うから、それもいいなって思う。
でも、やりたいことなくて「どうしよう」って思ってる人がいたら、とりあえず周りの人に話を聞いてみたり、興味がない本読んでみたり、やったことないことで絶対やりたくないこと以外を抜き出してみたり。
そういうことをしてみてほしいなって思う。
と、私は弟にアドバイスしたい。
#note #毎日投稿 #毎日note #毎日更新 #大切にしていること #生き方 #ライフスタイル #日記 #エッセイ