【創作について】自分の作品好きですか?
嫌いなわけないと思っている人が多いといいのですが。何度も読み返すうちに、あそこがなぁとか、ここがもうちょっとと思うことってあると思います。
私は仕事の半分くらいは人様の作品を読むことになっています。なので、いつもこう書き添えています。
「自分でもう一度読み返してみてください。気付くことがあると思います」
気付いてほしいことは一つです。
自分の作品を好きって思ってほしいのです。
あなたの作品の一番のファン、それはあなた自身です。
あなたがどうしても書きたかったテーマや想い。それに気が付いたのは、あなただけです。そこに至るものをあなたが見つめ続けているからなのです。だから、その作品は他の誰にも書けません。
上手・下手だなんてどうでもいいんです。大事なことはその心を、手を動かしたものがその中にある。そのことが一番大事です。
納得がいかなければリライトすればいい。コンセプトが弱いなら、もう一度企画から考えればいい。
この作品が好きだという思いは、必ず読み手にも伝わります。どんなに洗練された文章よりも、見せ方のテクニックよりも強いのはその想いです。
だから、自分の書いた作品を好きだと思えることはすごく大切です。
あなたが好きだと思う作品を、私も読みたいです。
いつか、あなたの好きがもっと多くの人の好きになることを祈って、この記事は終わります。