お待たせ。 さっきまで喋っていたせいで熱が逃げず、こうやって雨粒のような言葉を打ち込んでいる。なにせ気分が良いから、一気に書き上げてしまいたいんだ。 別に何か伝えたいことがあるんじゃなくて、偶々書いて、偶々公開しているだけだと思う。そこに何か伝わってしまったなら、君たち読み手が温かく抱擁してあげて欲しい。きっと、それは君を待っていたんだから。ページをめくることに愛があるっていった人がいたけど、この記事でそれが起きたのなら祝福と同時に読み手に委ねよう。なにせ僕には関係のな
「君はなにひとつ、物語にすることを許さなかった」 「だったら、自分のいまを物語のおかげにする必要もないんじゃないかな」 「『君』にさよならを。」 さて幻の女こと、明日姉回。ていうかこんなに早く担当回来ていいんですか!? 何はともあれ純粋な感想をば。 今回は夢追う者と夢破れた者、そして残酷までに無慈悲な「社会」、現実。そこにリンクした「街」の描写。それらが合わさって今作もまた完成度の高いものになってたなと。お互いがお互いの生き方の中に答えを見出していく物語。 2人は会って