メンタル考察
今日アップした8月のスアールマンスリーカップ参戦記について、有り難い事に多くの方からいいねやメッセージをいただけた。その中で「メンタル」に焦点を当てている方が何人かいらっしゃったので、私が思う「メンタル」(と言うより考え方)について書こうと思った。
私を自己分析すると、メンタルはそんなに弱い方ではないと思っている。楽観主義と言った方がいいかもしれない。ただ心配性でもある(これはメンタルというより性格的なものか)。気になる心配事が起こったら、早く片付けないと落ち着かない(例として払わなくてはいけないお金が出来たら、すぐに手元に用意しないと気が済まない)。でも普段は楽観主義>>>心配性くらいに考えている。ミスがあっても「何とかなるでしょ」と考えてそんなに気にしないし、友達と競馬場に朝から行って全レース外しても「こんな日もあるか」程度にしか思わない(1日の賭け金に痛くない程度の上限をつけて遊ぶザコギャンブラーでもある)。仕事中に上司や先輩に注意や叱責をされても「この人小学生レベルの漢字を普通に間違えるし」とか「この人俺よりものを知らないし」と思って軽く流している(もちろん自分起因のものや真剣なアドバイスはちゃんと聞いている)。こういう考え方はストレス社会の現代においては重要だと何かの著書で見たが、私はそれを高校生の頃から実践してきた。
スアールに通うようになって、ぴよぴよデーや通常回では実力の割には早めに勝ち抜けたり出来るようになったが、1度だけ参加したガチクイズデーでは完膚なきまでに叩きのめされた。それでも「やっぱり世の中にはものを知っている奴がいっぱいいるな」「反射神経は若いのには叶わないな」くらいにしか思わなかった(ただ15分セットで1度もボタンが点かなかったのは流石に堪えた)。
スアールマンスリーカップで真剣勝負をするようになって、その場での私のメンタルに変化が出た。と言うよりは楽観主義<心配性になった。8月回の6問限定クイズの時にはそれが特に顕著に現れた。7月回は8問「も」あるから何とかなるだろと思っていたが、8月回では6問「しか」ないと考えてしまった。この「も」と「しか」で考え方が180度違うので、かなり当日のメンタルに影響した。
当日出題された問題の傾向もメンタルに打撃を与えた。分からない問題が多く出た事で、「そのうち分かる問題が出てくるから何とかなるだろ」から「このまま分からない問題が続いたらどうしよう」に変わってしまった。緊張と問題数の少なさも相まって、プラスの方向に考えを向けられなかった。
上記2つの内容に加えて、誤答を出してしまった事で指が躊躇してしまい、それが解答権を取られる結果となった。スアールマンスリーカップのルールは誤答に厳しいので、厳しいルールが苦手(と最近気づいた)な私には、マイナスメンタルに追い討ちを掛けた感がある。
今回については実力不足もあるが、このマイナスに考えが行きすぎてしまった事も敗因であると思っている。メンタルに余裕を持つには、やはり実力の向上が1番だと考えている。「金持ち喧嘩せず」ではないが、知識に余裕があれば慌てる事などないから。それでも知識の習得には時間も掛かるから、どんなレギュレーションでも動じない剛胆なメンタルを持ちたいものだ。まだまだ先は長いが、一歩ずつ進む。