私の中に芽生えた小さな使命感
この1ヶ月の気付き。何かしたいけど一歩踏み出せない人に、そのきっかけを創りたい。いろんなスキルや経験を生かせず眠らせている人に、それを発揮できるような仕事を創りたい。
人と会うことが少ない時期。でもこの1ヶ月で会った2人から、色々な気付きを得た。
ひとりは4月からはじめたオンラインの英会話の生徒さん。英語が話せるようになったら、という話の流れでその人が言った。
「あ、2025年に大阪万博ありますよね!その時に外国の人もたくさんきますよね。何かできたらいいなぁ。」
「うん。大きな目標は大阪万博。4年後かぁ。じゃぁ、それに向けて何しようかな。何ができるかな。」と考え始める生徒さん。
「万博あるし、何かしたいな。」といつも主人に言っている私を目の前で見ているようだった。「何ができるかな。」と言う生徒さんに思わず
「そうですよね、何かしましょうよ!」
と返した。その想いをそこで終わらせたくない、何かがあった。
自分が友人や家族に、よく、「せっかく色々できることあるんやから、何かしたらいいやん!何かはじめたら?」と言われる。
でも即座に「いや〜、そんな何ができるってわけじゃないし〜。」と、自分で勝手に終わらせてしまう。
が、自分と同じようなことを言う人が目の前に現れたとき、はじめて、「そうですよ!何かしましょうよ!」と言えた。友人や家族が私に言ってくれていた時の気持ちがよく分かった。
もうひとりは、以前の仕事の得意先の人。仕事を離れても気が合って、食事や小旅行に行っていた。久しぶりに会ったので、6時間くらいぶっ通しで喋った。
その人の目下の悩みは今の仕事を続けるかどうか。続けるとしても、今の仕事だけで良いのか。話は副業や「やりたい仕事」へ。
ここ1年、雇われる形でない働き方を模索している私は、少しは知識やコケた経験もある。「今のままじゃダメだと思うんですよね。」と言うその人に、
「そうですよ!いっぱいスキルも経験もあるんだし、なんでもできますよ!」
と、いつも自分が言われていることをそっくりそのまま熱弁していた。
今現在仕事をしていない、できていない自分が、人に仕事を創り出せるなんて、そんなこと、無理無理〜、とまた自己完結してしまいそうになる。けれど、「何かしましょうよ!なんでもできますよ!」と言った時に自分の中に芽生えた、小さな使命感を持ち続けていたい。
自分も含め、せっかくのスキルや経験を生かせず埋めている人がたくさんいる。もったいない。その人にとっても、社会にとっても。
小さなことからでいい。その人たちが持つスキルや経験を求めてる人と、何かしたい、と想っている人を繋ぎたい。
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