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LED関西発表資料:「おかんDX」
2024年3月5日、グランフロント大阪にて行われた関西女性起業家ビジネスプラン発表会 LED関西 にて登壇させていただきました。
当日お越しいただけなかった方や、発表内容をもう一度じっくり見たい方、また、「おかん、何やってるの?」とご興味を持っていただいた方のために、当日の発表資料を公開させていただきます。
DXって何?
中年女性が中小企業のDXをサポートするサービス、名付けて「おかんDX」の とだかずこ です。よろしくお願いします!
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みなさんの周りでは「DX」進んでますか?
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「え?『DX』って何?」という方のために解説しますと、DXとは「デジタル・トランスフォーメーション」の略です。経済産業省の定義では…
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長い…(経産省の方、すみません)ので、私の理解では、ズバリ
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デジタルで世の中オモロくする取り組みのことです。
ですが、DXとは、単なるシステムの導入や合理化ではありません。
DXのキモは、トランスフォーメーション、つまり 「姿を変える」ことにあります。
ビジネスがどうなりたいかを描き、そのためにデジタルをどう使うか、それを考え実践するのが、DXなのです。
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おかんって、誰?
と、エラそうに話してるこのおばちゃん、誰?とお思いかもしれませんが、
とだかずこ と申します。私は、バリバリのIT人材、ではなく…
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非ITのど文系、超アナログ人間です。
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大学卒業後、17年間正社員として法人営業などをしていましたが8年前に退職。
その後、専業主婦、パート勤務を経てコロナでパートも辞めてしまい
気がつけば私の肩書きは、ただの
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オカン。これではあかん!と思い、
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数年前からフリーランスとして活動しています。が、仕事は不安定で、私の目の前にはいつも
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扶養の壁が。
もっと仕事の幅を広げたい、と調べている中で見つけたのが「DX」という分野でした。そこで、
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経済産業省主催のDX人材育成プログラムに参加し、データ分析や最新のITツール、そして話題のAIについて徹底的に学びました。
プログラム終了後、よし、DX関連の仕事探すぞ!と意気込んだのですが…
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アラフィフのIT未経験、面接の機会さえ、得られませんでした。
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あぁ、私はもう、社会から必要とされていないんだ…と、途方に暮れていたのですが、
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世の中には他にも途方に暮れている人たちがいることに気が付きました。(オトン!)そう、日本の多くを占める中小企業やスモールビジネスにおいては、DXの取り組みがまだまだ遅れています。
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なぜなのか?それは
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何から始めて良いか分からない、人がいない、お金がない。
それで良いの?良いわけがありません。私は扶養の壁に直面していましたが、DXできない企業は今後
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「2025年の崖」に直面すると言われています。
昭和でアナログ、そして人手不足。
私は「この人たちの役に立ちたい!」そう思うようになりました。
「おかんDX」って、何?
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私は、オカンならではのコミュニケーションスキルとおせっかい精神をフルに活用し、企業様に徹底的に寄り添い、なりたい姿を一緒に描きます。そして、そのために必要なITツールを選定、導入支援、人材育成の伴走を行います。
例えば、勤怠管理をタイムカードからアプリに変えたことで、給与計算にかかる業務の手間を大幅に削減し、本来業務に充てる時間を増やすことができました。
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また、毎日の繰り返し作業は自動化ツールを使い、ボタンひとつで瞬時に実行完了できるよう、お手伝いします。(Power Automate for Desktopの自動化デモ動画を再生)
そして、
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今話題の生成AIも活用します。「AIに仕事を奪われる」と恐れるのではなく、AIをよく知り活用することで、新たな価値を生み出します。
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そして、私はこれからたった1人でこの事業を始めていきますが、将来的には、デジタル分野のリスキリングで企業のDXをサポートができる「チーム」を作りたいと考えています。
なぜなら
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私と同世代の大卒者、男女でこれほどの所得格差があります。
大きな社会的損失だと思いませんか?
私は、キャリアトラックから外れた女性に「DXサポート」という新しい働き方の選択肢を創りたいのです。
おかん、どうする?
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これからテストマーケティングをはじめ、早い段階での法人化を目指します。そしてサポートする企業様、一緒に働く仲間を増やしていきます。
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私は、この事業を通じて、 ビジネスの規模に関わらず、 また、人の年齢や性別、置かれている状況に関係なく、それまでの経験をマルっと活かし、新しく学び直すことで、誰もがなりたい姿に変わることができるそんな社会を作りたいと考えています。
「オカン、DX分からへん、助けて!」という企業様、
「オカン、私も、人生もうひと花咲かせたい!」というオカンたち、
私と一緒に、デジタルで、世の中オモロく、していきましょう。
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おかんDXの とだかずこ でした。ありがとうございました。
(スライド数が多いため、(これでも 笑)必要なものに絞っています。また、事前に準備した資料の台本をもとに作成しましたので、当日のセリフとは若干表現の違い等ございます点ご了承ください。)