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クトゥルフ×学園モノホラーRPG進捗更新!で、どんなRPGを作ろっか!?

ハーイ、ホラーゲーム作家のかずぞうです。

前回クトゥルフ×学園モノというコンセプトでRPGを作ると言い放ってから一週間が経過しました!で、まだ動くレベルのものができているわけではなく…この一週間は企画の具体的な内容を考えていた感じです。

学園が舞台でコズミックホラーなRPGを作るってことはイイとして、じゃあバトルシステムどうするの? 探索システムどうするの? 育成システムストーリーは? …そうした具体的なシステムを考えてたわけですね。

前回、ホラーとRPGはあまり合わない、ミスマッチだって話をしたんだけど、でも、いろいろ考えてて、意外とホラーでRPGもいけそうじゃないかって話したじゃないですか。

これを「いけそう」から「いけるね」に持っていくためにどんなシステムが必要なのか考えてたんですが、前回ぼくが怖さを感じたRPGとしてあげたタイトルが、「ウィザードリィ」と「真・女神転生 ストレンジジャーニー」なんですよね。

じゃあこの2作のどこに怖さを感じたのかといえば…

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デスペナルティの大きさや、未確認の敵というシステムを通じてプレイヤーに慎重な行動を要求している点です。
敵キャラクターや世界観といった部分に怖さがあるのではなく、失敗が怖いといった感じでしょうか。

では、「バイオハザード」などのホラー作品が持つ怖とは何かというと、次の4つではないかと思います。

・不気味な世界観(場面設定やBGM、効果音、いわく的なストーリーなど)
・グロテスクな外見の敵キャラクター
・サプライズ演出(心の準備ができていない状態で突然出現する敵など)
・恐怖への対策に制限がある(敵を倒す銃弾に限りがある、そもそも敵から逃げる位以外の対策がない…など、恐怖の対象をカンタには排除できない)

この中で、これまでぼくがRPGに向かないと考えてきたのはサプライズ演出の面が大きいです。
イメージしているのはリアルタイムなアクション要素を持たないタイプのRPGだったのですが、それってつまりターン制RPG。で、ターン制のRPGってたいてい戦闘中、ずっと敵が見えてますよね。敵が目の前にいて攻撃し合う、いわばボクシング剣道のような戦い。この場合、いかに敵がグロテスクな外見であったとしても、どうしても恐怖は半減してしまうでしょう。やはり、歩いてていきなり死角からグロテスクな敵が現れた方が怖い

で、これについては、それなら戦闘中敵が見えなきゃいいんじゃないの?と思い至りまして。
ようは攻撃する瞬間だけ出現して、あとはどこかに隠れるみたいな感じ。戦闘中であっても、どのタイミングで攻撃をしかけてくるかわからないわけです。

なので、今想定している仕様をまとめると、
・慎重なプレイが求められる程度にデスペナルティがある
・不気味な世界観(場面設定やBGM、効果音、いわく的なストーリーなど)
・グロテスクな外見の敵キャラクター
・サプライズ演出…戦闘時に敵は常に見えているわけではなく、攻撃の際に突然現れる。
・サプライズ演出を実現するため、戦闘はターン制ではなくリアルタイム制

…と、こういう仕様になります!

で。他の進捗なのですが…1人目のキャラクターの名前を翼 朱鷺也(つばさ ときや)に決定しました。

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さらに、キャラクターを2体作りました!
まずは、羽生 ひばり(はにゅう ひばり)という女生徒。朱鷺也のクラスメートで、朱鷺也とともに怪異に巻き込まれます。
とにかく楽しいことが好き!という感情優先な性格で、考えることは苦手。ただ、怪異に巻き込まれた状況にあっては、脱出よりもまず、「事態を解決し、全員が無事元の日常に戻れること」という最も人道的解決策を望みます。

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そして、こちら鷹見 空悟(たかみ くうご)という男子生徒。彼もまた、朱鷺也のクラスメートで、朱鷺也やひばりとともに怪異に巻き込まれます。
朱鷺也の親友だが、シングルマザーの母親を支えるため知人の営むバーでアルバイト中。このため、最近はあまり朱鷺也と一緒に遊んでいません。また、アルバイトの影響で登校状況も単位ギリギリという状況。
こうした家庭環境ゆえか、考えることよりもまず行動を重視するタイプ。考えるにしてもまずは行動しなければ、机上の空論になってしまうと考えている現実的な人物です。
怪異に巻き込まれた状況にあっては、「誰か一人でも脱出できることを目指し、とにかく探索して周囲の状況を掴む」ことを望みます。

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ところで彼らが通っている学校、「八十籠目高校(やそかごめこうこう)」といいます。校章がこちら。八角籠目(はっかくかごめ)という模様をアレンジしたデザインになっています。この学校でいろいろヤバいことが起きていくわけですね。

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そして、今回のコンセプトアートがこちら。自分のクラスの教室って「ホームルーム」っていうじゃないですか。それって「帰るべき部屋」って意味ですよね。
なのでゲーム的にもセーフルーム的な位置づけにしようと考えています。
でも、学校にクトゥルフ的な怪異が発生しているわけですので、外はこう、なんか異次元っぽいもやもやな感じなんですね。

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今のところこんな感じでして、次は敵のデザインに手を出していこうと思います。

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ではでは、また次回!

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タナカデスヒロ@ホラーゲーム作家
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