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パズルとわたし
昔からパズルを集めるのが好きだった。
大人になってもそれは変わっていない。
新しいパズルを手に取るときはいつもワクワクするものだ。
きっかけは小学生の時、父親が買ってきた金属製のパズル。
「キャストデビル」という名前の知恵の輪だった。
おそらく出張の移動中の暇つぶしに書店で購入したのだろう。
当時父親は早々にギブアップしたようなことを言っていた気がする。
しかし今になって思えば、これは嘘だったのかもしれない。
父親にも解けなかったパズルを解いたとなれば、
子供にとっては気持ちの良いものだ。
私の父親は子供のやる気を出させるのに昔から長けていた。
得てして、まんまとパズルにドはまりした少年は、
少しずつそのパズルシリーズにのめりこんだ。
「キャストパズル」と題して数十年にもわたって展開されたそのシリーズは、現在「はずる」とリブランドされ、シリーズは合計60種類以上にも及ぶ。
私もそのすべてを買ったわけではないが、愛着のある作品がいくつもある。
なんとなく、noteという場を借りてその感想をつづりたくなった。
なるべく凝らず、シンプルに、気ままに。
暇つぶし感覚で更新したい。
なお、下記のような尺度を用いて総評を述べている。
個人的難易度:
公式の難易度と比較して、6段階での評価
[総評](A~E)
お気に入り度 :
パズルとしての面白さのみならず、オブジェとしての見た目の良さ、ふとしたときに触りたいと思えるかどうか、を総合した尺度。
意外性 :
パズルを解く過程でどれくらい「あ!」「え!」と声をあげたくなったか。
複雑性 :
パズル自体がどれだけ複雑な構造をしているか。
難易度と相関しそうだが、意外とそうでもない。(複雑だが簡単、複雑でないが難しい、はありうる)
遊びやすさ :
カチャカチャと触って楽しめるかどうか。手慰みに向くかどうか。
例えばピースが固まって動かなくなりがちだったり、動かせる範囲が極端に少なかったり、一度進むと簡単には初期状態に戻れなかったりすると、この項目の評価は低くなる。