
キャストカルテット 激ムズの金字塔
キャストカルテット。
2007年発売以降、少しずつマイナーチェンジが行われている謎めいたパズル。
私が認識している範囲内でも、3つのバージョンがある。
1. キャストパズル期 初期ロットバージョン
2. キャストパズル期 後期ロットバージョン
3. はずる期バージョン
1.と2.ではHANAYAMAロゴ・QUARTETロゴが入っているピースが異なる。
問題は3.で、これは解き方が2通り存在しているようだ。
一般にキャストパズルからはずるへのリニューアルに伴って、
パズルサイズが小さくなっていることが多い。(原材料削減?)
キャストカルテットの場合、キャストパズル期から比べてはずる期ではピースの厚さが薄くなっているのだが、これが原因で別解が生まれている。
公式の見解はよくわからないが、どう考えてもキャストパズル期のものがパズルとして正しい姿なので修正してほしいと思っている。
(最新のロットでどうなっているかは未確認。ごめんなさい。)
個人的なキャストパズル四天王の一角。
(キャストカルテット、キャストヴォルテックス、キャストアワーグラス、キャストエクア)
はずるバージョンでは別解が生まれていることを割り引いたとしても、
激ムズ四天王であることはやはり不変だと思う。
微妙な隙間を通しながら進んでいく。一歩進むのも容易ではない。
何回かの顕著な形態変化を起こすので、その過程で
「たぶん正解に近づいたのだろう」と確信することができる。
ただ、微妙な隙間を通って来たせいで、非常に覚えづらい。
戻すときにはさっぱり分からなくなっている。
外れた後に絶望するのはもはや四天王のお約束か。
姑息さや狡猾さは感じない。
ただ真っ直ぐにハイパワーである。
ポケモンリーグ四天王で言うとドラゴン使いのワタルだ。
ちなみにばらばらに外れた後、4つのピースを田の字に並べ、
上手く押し込んでいくと、4ピースが1平面にガッチリ固定される。
世間では第二形態とか、卍型とか言われている。
歯ブラシ立てにもなりそうなビジュアルだ。
公式難易度:6
個人的難易度:6 or more
[総評](A~E)
お気に入り度 : A
意外性 : B
複雑性 : A
遊びやすさ : D