
私の2024ガイナーレ鳥取ホーム開幕戦
何だかんだ言いながら、2024年もJリーグが始まってしまい、開幕2戦をどうとも形容しがたい成績で終えたガイナーレ鳥取が、ホームの鳥取市に帰ってきた。
朝はいつも通りこれに乗る。スーパーまつかぜ号である。

次のダイヤ改正から自由席がなくなったらイヤだな、と思っていたが、それは免れた。なので、今後も今までのダイヤでの通りに自由席がくっついてくる。とても有り難い。
もっとも、次のダイヤ改正以降、出発時間が10分程度早くなったので、どうしようと思ってしまっている。
あと、スーパーまつかぜって2両しかつないでないんだよね。まあ、しようがないか。
ともかく、いつも通り7時30分ちょい前に出たスーパーまつかぜで、一路鳥取へ。
そして9時30分ちょい前に、鳥取到着。

いつものシャトルバス乗り場に行く。

この日のシャトルバスの運転手氏。なかなかワイルドな運転をされるので、私はびっくりしつつ、Axisバードスタジアムに着いた。
先ずはこちらの看板に新シーズンの御挨拶。

熱を込めて応援される皆さんは、「J2復帰(昇格)」とか仰るし、それにはとても賛同したいけれど、私は昇格より何より「今年も1シーズン、無事に乗り切ってほしい」が本音のところだったりする。
その上で、できればカテゴリは落とさなくて済むなら落とさないようにしてくだされば、とりあえず良いかな、とも思ったりする。
志が低すぎる、と言われたら、確かにそうかもしれない。
だが、チームのことはチームが決めていくしかないし、いろいろある中で私のような応援者は連中のケツを押すだけなんだ、と思ってもいる。
世の中にはいろんな支援のスタイルがある。自分の考え方は多数派でもないし、別に理解されなくても良い。
だが、チームはできることなら続いてほしい。とりあえず、そのことだけは願っておきたく思う。
そしていつも通りユニフォームをゲット。

実はこれをもう1着買ってしまった。
でも、ただ単に2着買ったわけでもなく、1着はこの状態(背番号を入れないまま)だが、もう1着は久々に番号を入れた。但し、実在選手の番号ではない。

年を追うごとに番号が増えていくシリーズだ。従って今季の番号は「55」になる予定だ。八戸戦頃までには来るという話だが、不慮の事態もあるだろうから、強く期待はしないでおく。
でも、このシリーズは今年で止めようかなとも思っている。なんかさ、バカじゃん、こういう自己満足って。
あと、今季はユニフォームが全種発売されても、ここ2シーズンのように全種買うことはないので。

うん、買わないぞ……たぶん。
まあ、ガイナマン氏のぬいさんは久々にゲットしたが、ええのう。新モデルは足にロゴ入ってる。旧モデルにはないんだよ。

スタに着いたら、食いもん喰いたい。
毎シーズンお世話になっている主食屋さんに一目散に行って、牛焼き肉弁当を買った。

すっごい旨かったので、他のスタグルは諦めた。他のは次以降に買うと思うので。
ちなみに、グッドヒルブースを覗いて買ってきたグッドヒルさんのガイナーレネクタイ。色合いがそうだ、ということで納得した。
で、まあホーム開幕戦名物、このお方。
鳥取県知事だか芸人だかわからないお人、平井伸治さん。

で、たぶんチャントを持つ都道府県知事は、自分が知る限りこの人ぐらいしか思い浮かばない。
相変わらず挨拶で飛ばしてくるお人だなあ、と思った。この次に挨拶した山陰合同銀行の方がちょっと可哀想に思える程度には飛ばしていた。
いざ往かん、Stay Hungryの合言葉の下に!

試合は、メンバーを多少入れ替えたことで整理ができたのか、まだやりたいことはハッキリ見えてこないまでも、そんな悲観するもんでもないのかな…と思いながら見てた。
相手でもあるテゲバジャーロ宮崎は、油断してるとちゃっかりと試合を持っていってしまう油断のならないチーム、という印象がある。
膠着した試合が始まろうとしている。でも、何だかんだ言いながらも相手の形が決まり切らないうちに主導権を握って、やっぱり先制点はほしいところだよね。
そう思ってると、DFの二階堂選手がプレー中のアクシデントにより、大きな故障をしてしまったようだ。
救急車がけたたましいサイレンを鳴らしてやってきていたので、二階堂選手はそれに乗せられて運ばれていったものと思う。様子が気になってしまう。大事なければ良いのだが。
この二階堂選手の代わりに丸山選手が入った。ただ、この丸山選手。試合後半の同点弾の件でクソミソに言われるほど酷いダメなプレーをしたとも思わなかった。
例の同点弾につながってしまったクリアの件は、誰にでも起こり得るものだったと思ったし、それをたまたま丸山選手がやってしまったからと言って、彼だけが大きく責められるべきでもないとさえ考えている。
そこに至るまでにもチームの中で小さな誤りはあったと思うし、そんなことも含めた全責任を丸山選手に押しつけてはあまりにも酷だと言える。
試合中の誤りというリスクはどういう試合でも起こり得るし、できるならそれをゼロにできたら最高だけど、極力少なくしていけたら、結果が得られやすいとは言えないだろうか。
リスクを管理する中で、リスクを取りつつもそうした誤りを如何に少なくしていくか、という辺りを重視しながらガイナーレ鳥取は進んだらいいんじゃないかと思う。
むしろ、そういうミスよりも、田中翔太選手の前進あるのみみたいな豪快なプレーセンスが生んだ先制点が面白かった。あれは一種度肝を抜かれるゴールだと思った。
田中翔太選手は、かつての増本浩平さん(昨年後半期の監督であり、現ギラヴァンツ北九州監督。彼もSC鳥取加入当初のシーズンでファーストゴーラーになってからチームの大黒柱になった)みたいに大きくブレイクするような気がしている。
この日、もう一人注目していたのが背番号7の松木駿之介選手。途中から出場を果たしたのだが、これがまるで将棋の香車みたいなプレーをする。だけど、単純に香車かと言えばそうでもなく、桂馬になったりもする。
そういう意味で、なかなかトリッキーな選手、という印象を持った。その上力強そうにも見えた。
ガイナーレ鳥取は、また面白い選手を獲ってきた、と思った。このチームの7番はここ最近(少なくとも可児選手以降)、私好みの選手が多くて楽しく感じる。
この選手もブレイクスルーは近そうだ。
ともあれ、田中翔太選手の先制弾で先取点を挙げたものの、その後に宮崎のキツい一発を食らって同点のまま終了した。

文句はここでは言うまい。
でもまあ、負けなかった分、ちょっとはホッとした自分もいた。負け試合の後に乗る列車の車内はわびしいぞ。
かくして試合も終わり、鳥取駅に戻ってきた。
ドトールで一杯のコーヒーを飲む。

ゆっくり魔理沙だぜ。
今日は勝てそうで勝てなかったから、やけドトールの一杯もキメてやるんだぜ。
…と、魔理沙が言ったとか言わないとか。
ともかく、あとは列車に乗るだけ。
おっと、なぜかヤドン列車がいたぞ。

そして、待ってると、鳥取駅3番線にこいつがやってきた。

さあ、あとは帰路の長い旅路だ。往路も同じように長いんだけど、まだ夜でなく朝走るから、気分が全然違うのだ。
出雲市→米子、と鳥取→米子の距離感は異なる。前者より後者の方が長いってのもあるけど、まだ全区間を午前中に走り抜けるのと、夕刻に走り抜けるのとでは、気の持ちようが違う。
ようやく出雲市駅につ着いたら、例によってこの黄色いネコがいた。

出迎えてもくれるよ。
出雲市駅に着いてしまねっこを見るだけで一安心するのは、島根県民の性、というものだろうか。
たぶん違うとは思うけど。
でもまあ、今年もこんな感じで私のシーズンは始まった。どうなるかねえ。ただ、どっちにしろ全部は見に行けない。早くも3/20の讃岐戦は欠席確定してるし。
ま、なるようになるだけよ。そんな開幕だ。
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