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たのしめてるか。

たのしめてるか。

・・・というのは、湘南ベルマーレのクラブスローガンである。ユニフォームにもプリントされているフレーズなので、見たことのある人も多かろうと思う。

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意味するところは画像を見ていただければわかると思うので、くどくど説明はしない。

湘南ベルマーレは、ベルマーレ平塚と称していた頃からシンパシーを抱いているチームなのだが、そのことに関係なく、このフレーズは自分の中では好きなフレーズになっている。

そして、サッカーのみならずスポーツやイベントを観に行ったりする機会があれば、「たのしめてるか」を自問自答してみる。木戸銭を払うか否かは別にして、「たのしめてるか」を問うのだ。

サッカーの場合なら、ガイナーレ鳥取はもちろん、デッツォーラ島根ECでもそうだし、ディオッサ出雲でもそう。
フットサルならポルセイド浜田はもちろんだし、バスケットなら島根スサノオマジックはそうだろう。
球技だけでなく、いろんなスポーツを観に行く時もそう。松江だんだんプロレスの試合を観に行く時だってそうだし、他のスポーツの時でもそう。観に行くからには楽しみたい。
スポーツだけではない。例えば将棋の女流名人戦の大盤解説会なんて、興味のない人には「何のこっちゃ?」みたいなものでも、とにかくそこには楽しむ要素があるはずだ。そう思って見に行くことにしている。

結果、目当ての人(選手)やチームが万々歳の結果を出せればそれに越したことはないけれど、彼らもこちらの意に沿う結果を出してくれるとは限らないし、そもそも水物である勝負事にそんなことを期待するべきではない。

たのしむ、と言っても、例えばスポーツの場合、その競技自体や推し選手、あるいは推しチームへの知見を深めることで、より深くたのしむことが可能になるだろうし、あるいはそこまでしなくても、例えば写真を撮りまくったり、周辺イベントに興じたりと、様々な方法で「参加」することは可能だ。そうした行為を以て「たのしむ」こともできる。

その他にも、法律・条例・場のお作法(会場の規則、主催者の定めた決まりごと)などに触れずに、キチンと己を弁えて律しながら、いろいろな方法を模索しつつ「たのしむ」ことは可能なはずだ。

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そうやって考えてみると、たまたま湘南ベルマーレがスローガンとして掲げている、この「たのしめてるか。」という非常に短いセンテンスは、どんなシチュエーションにも共通して言える、万能且つ強固なフレーズであると言えるんじゃないだろうか。

実際、この「たのしめてるか。」のフレーズを誰が考えたのかは知らない。知らないが、このフレーズを最初に考えついた人は、純粋にその場の状況を楽しみたくてこのフレーズに行き着いたんだろうなと想像できてしまう。

翻って、自分が例えば、ガイナーレ鳥取のことを頻繁にいろんなところで書く時に気をつけるようにしているのは、「たのしむ」ことは決して否定したりしないことだということ。
もちろんガイナーレのことに限らない。他のチーム(デッツォーラ島根やポルセイド浜田・ディオッサ出雲などもそう)にしたって同じこと。観に行くもののジャンルも当然問わない。

そりゃあ、中には期待して見に行ったのに、当ての外れるイベント等あるかもしれない。その際はやはりガッカリもしてしまう。それは仕方がない。
でも、それはそれとして、楽しんであれこれ体験したいし、見聞したい。その辺りを表現できたら良いな、と常々思っている。

今年も、既に今月、ポルセイド浜田の試合を観に行くことからいろいろと行動を始めた。3月になるとJ3リーグも始まるので、またせわしない時期がやってくる。
いろいろな場所に行くこともあるだろう。その際には、決まり事には従いつつ、できるだけいろんな物事を「たのしめ」るようにしたい。

そして、観に行ったスポーツイベントなどについて何か書くことがあったなら、「たのしめてるか。」と自問自答しながら、いろいろと書き進めていきたいものだ。その自問自答が、果たしてうまく読み手の皆さんに伝えられるかどうかは。自分の実力次第の面があるけれど、やれるだけのことはやってみたいなと思っている。

それぐらい、この「たのしめてるか。」は今の自分にとって重要なフレーズだなあと感じた次第だ。

だけど一方で、今の自分がこれをできているかどうかと問われると、今一つ自信は持てないでいる。
でも、今年の様々なイベントが終わった時、「たのしめた」一年だったと自信を持って返答できたなら、それで良いことにしたいなと思っている。
そうなれるように、今年は昨年以上に「たのしめてるか。」と自分に問い続けて、結果「たのしめたよ」と自信を持って答えられるような1年になればいいなと思っている。


基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。