サッカーへの思い
今更、サッカーへの思いも何もないけど、とりとめなく書いてみる。まとまりのない駄文だが、しばし勘弁していただきたい。
サッカーは面白いスポーツだ。
フィールド上に存在する11人の人間たちで組んだチームが、様々な思惑の下に、統一化された意思を以て試合に臨み、様々な結果を得ることになる。
試合には勝つこともあれば、負けることもあり、決着がつかないことももちろんある。
試合に臨む方法論も多種多様だ。
それら方法論の一種である「戦術」を解明する、俗に言う「戦術オタク」が最近たくさんいるように感じる。
彼らの存在は、それなりには、サッカー観戦を知的に豊かにする作用をもたらす面がある。あくまでも、それなりに、だが。
自分はどちらかというと、ここ最近は特にそうだが、サッカーの試合をイベントの一環として楽しもうと考えるようになっている。
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話は変わるが、自分はガイナーレ鳥取を長いこと見てきたわけで、その渦中で、そうした考え方への転換点になったのは、実を言えば2014年に明治安田生命J3リーグに行ってからだったりする。
例えば2014年にチュウブYAJINスタジアムで開催されたAC長野パルセイロ戦などは、この写真にも登場する、当時はコンビで活動していたローカルアイドルのChelipを交えて、手作り感満載のに思われるイベントがあったりしたのだが、それらにとても親近感を覚えた。
結果はドローであったが、試合そのものは楽しめた。
この2014年には5月にブラウブリッツ秋田戦を、同じくチュウブYAJINスタジアムで観戦していて、J3の住人となってから初めての試合観戦となっているのだが、これもこれで楽しめた。
試合結果があまりにもアレなので忘却の彼方に葬り去りたい試合ではあったのだが、たまたまこういう結果になっただけで、試合そのものを責めても仕方がないとさえ思った。
試合結果を別にすると、イベントとしては、それなりに楽しめるものだと感じた。
結果について言えば、だいたい、前年(2013年)だって、特に監督が途中交替してからは、様々に不足していたピースを埋めることができなかったので、J2のリーグ戦で惨憺たる結果になったし、入れ替え戦でも勝てなくて、J3に下りたのだろう。
そんな感じで、慢性的に何かが欠落しているように思えるのだが、それを見つけて対処するのはフロントで、サポーターと称する我々外野の一般人ではないと思っている。
結局、今に至ってもJ3を脱却することはできていないが、ここ最近は脱却の機会も増えてきていると感じる。徐々にそういう不足している要素を、何らかの形で埋めることに成功しているのかもしれない。
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このように、愛好するチームについて、あれこれと思索を巡らせるのは、それだけで時間の経過が早く思えるし、実際、ネガポジ両面の様々なことが思い浮かぶが、その最中は総じて楽しいものだ。
自分の場合、そういう楽しみを得られるチームは、ガイナーレ鳥取だけではない。
例えば、湘南ベルマーレについてなども、たくさんの試合を見ているファンサポーターほど詳しいわけではないにせよ、彼らについて考えることそのものは、やはり楽しい。
この他にも、何度となく触れているが、惜しまれつつ2020年いっぱいでトップチームの活動にピリオドを打ってしまったデッツォーラ島根ECも同じように強く愛好しており、彼らのことを思うのも楽しかった。
デッツォーラ島根ECは、過去にも触れたことがあると思うが、「何だかわからないけど、とにかく強い」という印象を、自分の中に強く残した摩訶不思議なチームだった。
自分にこのチームについて説明する語彙力が無いため、どう強いとか、そんなことは理屈で説明ができない。ただ、説明はつかないし、得体も知れないけど、とにかく強い、というイメージは長らくあった。
あと、このチームは、折に触れて何度も述べているように、チームを司っていた人物に強く惹かれていた、という面も忘れてはいけない。
この人、故・若三康弘さんだ。
再三申し上げているが、正直、傍迷惑なおっさんではある。実際、いろいろあったことはすぐに思い出せる。
だが、何故だか憎めない。情熱的な性格で、気さくなおっさんでもあったので、こんな自分とでも気軽につきあってくださった。
前にも言ったと思うが、兄弟のいない自分にとって、若三さんのことは勝手に兄貴だと思っていた。そう思っていても、何か知らないが許してもらえそうな、そんな雰囲気があの人にはあった。
今は、若三さんの息子さんが中心となって、U-12のチームとして再始動している。
YouTubeだけでなく、InstagramやFacebookなどでもアカウントを持っているようであるが、とりあえず、このYouTubeチャンネルに、チャンネル登録をお願いできると良いと思う。
SC鳥取ドリームスという、ガイナーレ鳥取のファミリーチームも折に触れて観戦しに行っている。こことのつきあいも結構長い。
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ところで、自分はいろいろ病気をしていて、今でもそのせいで行動に制約があったり、自主的に規制をかけていたりする。
例えば、長距離運転を自粛中だ。以前は鳥取市まで愛車をかっ飛ばしていったが、今はそれをするのが怖いので、100km超の運転は自粛している。距離内でもいろいろ気を遣いながら運転している。
結果として鳥取市へは列車で行っている。出費は痛いが、仕方がない。それをしないと自分が安堵できない。
そうまでしてでも、サッカーに関わっていきたい。それは結局、好きなチームに触れていたいから。それだけのことなのだ。
気の持ちようも結構変質したと思う。
以前は、贔屓チームに是が非でも勝ってほしいと願っていたが、勝負は時の運であり、故に敗北も受け入れないと、前に進めないのだと思うようになってから、その気持ちはだいぶ薄れた。
恐らく、ガイナーレ鳥取での応援活動を止めたことと大いに関係あるのかもしれない。
脳梗塞を罹患してしまう2012年の春までは、ガンガン応援活動をしていた。それ以後、復帰してからもボチボチやっていたが、身体がついていかないと思い、2013年の入れ替え戦を最後に身を退いた。
2014年から観戦スタイルを変化させているが、最初は間が持たずに苦労したものだけど、最近はおかげさまでだいぶ慣れた。
今は、まったりと写真を撮りながら観戦しているが、これはこれで楽しい。自分なりの楽しみ方、というか、スタジアムでの居場所を見つけられたおかげかもしれない。
2017年以降は、脳梗塞の再発が影響して、喉というか発声にも影響が出てしまったので、声出し応援なんて望むべくもなくなったが、それでも楽しい。
そりゃ、ゴール裏にも参加して、ガンガン盛り上げに寄与したい。でも、物理的にはもう無理だし、それなら自分のできることで盛り上げよう、となって、ブログを書いたりする。
GAINA-ALLEZ! revisitedというタイトルのそれをやっている。大したことは書いてないが、近年はガイナーレやドリームスネタに特化している。お時間があればぜひ覗いてみてほしい。
ちなみに、それ以外のサッカーネタはこちらで賄っている。本当に適当なブログであり、サッカーブログなのか観光ブログかわからなくなっている。
これら以外にも、noteでもいろいろ書いているので、覗いてみてほしい。
ま、何だかんだ言いつつ、結局好きなんだから、何だかんだと言いながらも関わりたいだけだ。それだけのことで、サッカーと今でもリンクを続けている。我ながら、長続きしていると感じるが、好きだから仕方がない。
まあ、こんなサッカーを偏愛するおっさんが、一人ぐらいいてもいいじゃないか。
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