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ART THINKING WEEK:青沼優介
■アーティストによるプレトーク
"melting focusーーすごくいい景色を見ている時って、どこみてるか実はわからないんじゃないかな"
"たんぽぽの綿毛って雑草として刈られてしまうような、一種の生態系を崩すような存在。その一本の綿毛の美しさ。それが雑草として存在していることの感動"
"「かたち」が「自分のもの」になる"
"「無思考」「無意識」を楽しむ時間。「ものづくりの休憩所」"
”「詩的好奇心」。超個人的だけど根深い情報”
↓ぜひアーティスト本人の語りでお聴きください!
■作品展示
1)「月の拾いかた」
2019-2021年
アクリルキューブ、アクリル球、蒲公英の綿毛(種子)
2)「SOLID/息を建てる」
2021年
UV樹脂、蒲公英の綿毛(種子)
3)「MELTING FOCUS EYE」
2021年
UV樹脂、アクリル、蒲公英の綿毛(種子)、ブラックライト
■ワークショップ
「視覚の開放弦を鳴らす」【11/25(木)19:00~21:00】
視覚は多様で複合的な感覚です。
見るものへの思考イメージや記憶、流行など、人々が取り入れている多様な情報にも左右され、様々な要素が結びつき、視覚となっているのです。それぞれの持つ眼球というレンズを通して、この世のモノゴトはきっとそれぞれ違うものが見えているはずです。
無意識をかたちにすることは日常的な行為ではありません。社会的であればあるほど、何かを生み出す行為に意図が働いています。このワークショップでは、いちどそこから解き放たれて、本能的な視覚をかたちにしていきます。
作家自身が実践している「視覚から伝達まで」を擬似体験するプログラムです。
■アーティスト・プロフィール
東京藝術大学大学院 美術研究科を修了。店舗設計、展示空間、グラフィックなど、ジャンルを問わずデザイン活動を続ける傍、アーティストとしてたんぽぽの綿毛を使ったインスタレーション「息を立てる/都市を植える」で2018年東京ミッドタウンアートアワードのグランプリを受賞。横浜美術大学常勤助手。デザインスタジオ「Studio POETIC CURIOSITY」共同主宰。