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自己紹介【千歳市に世界中から人が集まるスタートアップキャンパスを創りたい】

はじめてまして。
ニューヨークで建築・都市デザイナーをしているKazyです。
北海道の玄関口、千歳市に生まれ札幌・東京・ビクトリア・バンコク・セントルイス・ニューヨークと紆余曲折、自らの道を開拓してきました。

今年で国外に住むこと計6年。
海外にいると日本の、そして北海道の魅力をひしひしと痛感します。また、「自分には何ができるのか」非力ながらにいつも考えています。

さて、五感でいう「視覚」「聴覚」についてはGoogle等の米国企業によって
占有状態で日本が介入できる余地はほとんどありませんが、「触覚」「味覚」「嗅覚」においてはセンシング技術および再現技術の解明がほとんど進んでおらず、そこに【日本の明るい未来】が隠されている気がします。

中でも、北海道は「触覚・味覚・嗅覚(以下、三感と表記)」をすべて高い数値で満たせる世界のオアシスとなるような国際都市へとなりうるポテンシャルを強く感じています。(特に、北海道の素材の良さは世界一だと思ってます。)第一次産業である農業・林業・漁業に強みをもちながら、雄大な自然とはっきりとした四季によって国内外多くの観光客が毎年訪れています。ただ、僕は「北海道の魅力はこんなもんじゃない、もっと世界に拓かれていくべきだ」と強く感じています。

そんな中、北海道の未来を分ける起爆剤として話題なのが「半導体産業の参入」。トヨタ自動車やNTTなど国内主要8社が出資して次世代半導体の国産化を目指す新会社Rapidusが千歳市に工場建設を発表し、今後「優秀な人材や技術力」が北海道に集約していくことが予想されています。

詳細は、今後の記事で丁寧に書いていこうと思いますが、この半導体事業を進めていくうえで深刻な問題となりうるのが「優秀な人材不足」であり、そこで重要になるのが、
⑴地元の教育機関によるディープテック関連分野の人材育成
⑵海外から優秀な人材・企業を誘致する

大きくこの2点だと考えています。
どちらも簡単ではないですが、⑵については仕事環境や街自体の魅力が強く影響するため、普通のことをやってもダメで、魅力ある街づくりを本気で考えていく必要性を感じています。

【大自然の中に世界最先端のスタートアップキャンパスを創る】
人の三感を強く刺激する北海道の環境をベースに、単なる教育機関を創って工場とつなげるのではなく、「そこにしかない」「そこにいくから価値がある」ような唯一無二の空間を提供する。
同時に、国家プロジェクトとして動き始めている「スタートアップキャンパス構想」。質の高い基礎研究から生まれた新しい技術の潜在力を、世界を席巻し得るビジネスにつなげていく必要性が叫ばれており、育成システムの確立が急務となっています。(参考:グローバル・スタートアップ・キャンパス(GSUC)構想)

実際に、去年11月、ラピダスの小池社長は新工場のイメージについて以下のように回答しています。
「昔の工場のイメージではなく、大学・研究所・モノ作りの場所があって、そしてレジデンス(住宅)があって一体化したようなところを考えている。壮大な“半導体タウン”という構想を前からもっていた」

この構想をより面白く、かつ付加価値をつけるために、
「食(第一次産業+おいしいごはん)」×「ディープテック」をキーワードとし、ビジネスの卵の育成・研究者の育成・農業や漁業を生業としている人々の育成・交流を促進するハブを創ることで、「行ってみたくなるようなワクワクする環境・多種多様な分野の人々と交流し成長できる環境」になるのではないでしょうか。北海道、そして日本の未来を築いていくうえで大きな一歩となるのは間違いありません。

「こんな街になったらいいな。魅力ある国際都市として生まれ変わればいいな。」

これを理想で終わらせたら、日本の未来は変わっていきません。

本気で北海道・日本を盛り上げていくために、Noteを通して少しでも多くの人に想いを伝えながら、自分にできることを続けていこうと思います。

5年後・10年後・50年後・100年後の未来を創っていくために。








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