くだらなイイ話:死ぬほど好き・死んでも好き
つがいでカブトムシを飼育していました。
ある朝の出掛けにふと見ると、残念ながらメスが亡くなっていました。
時間がなかったので帰ってきてから埋葬することにしました。
帰宅して飼育ケースを見ると、オスがメスの死骸と交尾していました。
『死姦』という言葉が頭に浮かびました。
死んでいるということがわからないのか、わかっていてなお、そうしているのか。
いずれにしてもおぞましい光景だと思い目を背けました。
ある人にふとこの話をすると、予想もしていない答えが帰ってきました。
「よっぽど好きだったんだね」
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見る側によって世界は灰色にも、虹色にもなる