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№4890:「ロマン」より先に「ソロバン」を持て!
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
今日は「ロマンより先にソロバンを持て!」という話をします。
昨日のnoteに記したとおり「ロマン(夢)とソロバン(利益)」はビジネスの両輪で「ともに絶対に必要」です。
が、このことを理解していない社会人が推定80%くらいいると感じます。
その理由は「数字が苦手です」「マネジメントが苦手です」と堂々と言い放つ人が多数いるからです。
こういう人は現場が大好きです。
現場には「夢」があるからです。
ここで困ったことは大半の上司が「ロマンもソロバン(能力)もないのにソロバン(売上や利益)ばかりを求めてくること」です。
こういう腐った環境にいると「数字嫌い」になったり「数字の追求は悪」と考えるようになります。
その結果、「ロマンばかりを優先してソロバンが後回しになる」という状態になります。
または「専門力ばかりを優先してソロバンが後回しになる」ということにもなります。
が、この考え方は間違っています。
理由は「ソロバン(利益)がなければビジネスは存続できないから」です。
そんなことを言いながら、自分はきっちりと毎月25日にお給料をいただいています。
「給料=お金」です。
「数字が苦手」と言いながら「給料はもらう」というのは完全に矛盾しています。
そもそも「お金は苦手」なんて言っているから「お金に逃げられる」のです。
私は「ロマンよりソロバンが先」くらいに考えるのがよいと思います。
「自分が何をやりたいか」というのは年齢や経験を重ねることによって徐々にわかってくるものです。
そうなって「自分にとっての本物のロマン」がわかってきます。
そこからが本当のスタートです。
一方の「利益を出す能力」は社会人全員に「待ったなし」で求められる能力です。
私が今こうしてやっていられるのは30代中盤に(昨日も記した師匠に)「マネジメント(ソロバン能力)」を(尋常じゃない厳しさで・・)たたき込まれたからです。
それまでは勢いだけでやっていたので、業績は安定せず表彰されたり降格したりと時流の影響をもろに受けていました。
この段階で軌道修正されていなければ40代以降は悲惨な人生になっていたと思います。
今の私はおそらくどんな業種に転じてもそれなりにやっていくことができると思います。
それはソロバンがたたけるからです(たたけるようにしていただいた)。
私は「マネジメント=ビジネスの運転免許」と言い続けてきました。
※FBL大学ではそれをお伝えしている。
「運転免許」があればどのような環境とか状況でもやっていけるからです。
わかりやすく言えば、新コロ禍でも対応できます。
ビジネスは「夢」だけではやっていけません。
このことは現実を見ていれば明確に認識できるはずです。
特に若い方々には「ロマンより先にソロバンを持て!」とアドバイスしたいと思います。
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