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№5114:絶対にすべきではない「2つの思考形態」

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、昨日は「多くの人が自分の意志ではなくマスコミ報道通りに自らの行動を選択している」と記しました。

ここには大きく2つの「よろしくない思考形態」があると私は思っています。

1つは「数字で物事を捉えられない」ということです。

例えば、今回の新コロ。

危険だとかそうでもないという話ではなく、「数」で捉えれば「ほとんどの人が感染していない」ということがわかります。
※数字は掲載しませんが、調べればわかること。

が、数字で捉えることができないと「多いか、少ないか」とか「大変か、大変じゃないか」といった「観念」で捉えてしまう。

感染者数だって初期は「なんと東京で12人も感染!」といって大騒ぎしていたのです。

それが今は「1900人台に減った」とやっている。

12人が多くて、1900人台が少ない。

おかしな話です。

これは「文章で捉えるのか(文系的)、数字で捉えるのか(理系的)」と言い換えることもできると思いますが、「文章だけ」も「数字だけ」もどっちも危険です。

もう1つは「物事のネガティブな面だけに過剰にフォーカスする」ということです。

最近では「ゼロリスク主義」とか「正義中毒」とか言われています。

重箱の隅を突っついたようなことを拡大して「危険」だの「身体に悪い」だのと煽るのは害悪の一言です。

こういう人は「全体」ではなく「超部分」でしか物事を見ることができないのです。

ちなみにこれは人間関係にも出ます。

「あそこがダメだ」

「ここがダメだ」

こうやって相手の劣っているところばかりを責め立てるようになります。

危険で有害なのは「あなたの思想ですよ」という話です。

常日頃、私は「自分の頭で考えることが大切だ」と言っています。

が、「考えた結果」が上記の2つのようでは困ります。

つまり「自分の頭で正しく考えられるようになること」が大切なのです。

では「正しく考える」とは何か?

この続きは明日に記します。

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