見出し画像

「健康=人生の質が高い」ではない

こんにちは。遠藤です。4816回目のブログです。
※過去ブログ(4740日分)はこちらにあります。

先日、身体管理学協会の理事で「飲み会」を開催しました。

こんな感じで。

画像1

正確には「飲み会」ではなく「抗酸化飲食会」といいます。

参加者は「抗酸化飲食」をしなければいけません(笑)。

とにかく「楽しい」の一言なので、関連する方々には参加してほしいです。

料理も美味しかったし。

画像2

画像3

「肉は身体に悪い」とか「ヴィーガンビルダー」を例に出して「肉は食べなくてもいい」とか言っている人は「抗酸化飲食会」に参加できません。

これだけでも「人生をつまらなくしている」ということがわかります。

もちろん、こういったことが「個人の思想」である分にはまったく問題ありません。

が、「指導者が教えていいこと」としては完全にNGです。

身体管理学協会で「教えていいこと」と明確に定義しているのは「現在の医科学上で世界的に正しいと認められていることのみ」です。

したがって、「どこどこの病院の誰々先生が言ったこと」とか「どこどこの研究室でエビデンスがある」などというのは「そういうこともありますね」ということくらいのことです。

この観点に関連して身体管理学協会事務局長の新美さんがとても良いことをnoteに挙げていました。

そこには「糖質制限の正邪」と関連付けて「もしその内容が間違っているというのであれば、歴史の教科書で聖徳太子が厩戸皇子に、鎌倉幕府が1192年(イイクニ)ではなく1185年(イイハコ)に変更になったように当然改変しなければならない」とありました。

本当にそうですよ。

「医科学」ではなく「思想(疑似科学)」に翻弄されている人は「宗教家」であって「指導者」ではありません。

いずれにせよ、堂々とこういう主張をする「身体管理指導士」が出てきたことを嬉しく思います。

先日、「健康習慣」というタイトルがついた本を読みましたが、「つまらない本だな」と思いました。

何と言っても、餃子すら「避けるように」ですから。

こんな「健康第一」で生きる人生の何が楽しいのか。

楽しみを削って生きて何が楽しいのか。

私は「健康」という言葉を好んで使いません。
※文脈上、そのほうがわかりやすい時は使いますが。

何故なら「健康に価値がある」ということになれば、病気や疾患を患った方々の人生に価値がないということになるからです。

このことはスモールジム協会のホームページにも明記しています。

私たちは「からだをより良くする」という考え方を重視しています。世の中は「健康ブーム」といわれています。では「健康」とは何でしょうか。「病気がないこと」でしょうか。私たちはそのように考えていません。何故なら、世の中にはからだに疾患や病気を抱えていても健康的に生きている人はたくさんいるからです。一方、「健康オタク」のように「健康にいいこと」にこだわるあまり、まわりからは不健康にしか見えない人もたくさんいます。だから私たちは「今よりからだを良くする」ということを中心的な概念としました。その姿勢の現れとして、これまでフィットネス業界、ヘルスケア業界等で当たり前に使われてきた「健康」という言葉を当ホームページ上で一切使っていません(文脈上、必要な場合を除く)。私たちは「からだをより良くする」という考え方にこそ普遍的価値があると考えています。

人生の価値は「どれだけ楽しんだか」「どれだけ好きなことをやったか」にあると思います。

スモールジム協会も身体管理学協会も「ビジネス」とか「知識」だけではなく「人生を楽しむ!」ということをしっかり伝えていきたいと思います。





いいなと思ったら応援しよう!