
№4962:そんなカイシャは辞めてこっちへおいで!
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
今日は「そんなカイシャは辞めてこっちへおいで!」というお話を。
昨日は「今後は大手クラブを中心にリストラの嵐になる」と記しました。
正確には「新常態に対応していない会社はリストラの嵐になる」が正しいです。
とはいえ業界大手は新常態に対応できません。
これでまた「私のことが嫌いな人」を増やしましたが、事実なので仕方ありません。
その理由は「経営者が親会社からの出向だから」です。
経営は「ロマンとソロバン」。
もはや「ロマン」がなく「ソロバン」を叩くことだけがうまい経営者では通用しないんです。
大手でも経営者が現場たたき上げなら可能性があります。
が、それでもイノベーションを起こせるような革新的な人材であることが条件です。
従来のような「年功序列的な調整型経営者」ではこの難局を乗り切ることはできないでしょう。
そもそも私は自分の発信を「トレーナーをやりたい人」であり「自分のジムを持ちたい人」に向けて行なっています
旧態依然とした経営者に怒られようが、嫌われようがまったく問題ありません。
今、日本の多くのフィットネスクラブでトレーナーが悶々としています。
※トレーナーにはインストラクターも含みます。
トレーナーとして専門力を磨いても、日々やっていることは予算管理や数字の追求、施設管理といったことばかりだからです。
現場はアルバイトスタッフを配置し、自身は事務所当番とスタジオレッスンが中心です。
「私、何やってんだろう・・?」
こう思うのが正常です。
この流れは新コロ禍によってさらに悪化しました。
経営者からの指示は以下の3点に集約されます。
・休会者を復帰させろ!
・付帯収入を上げろ!
・経費(主に人件費)を減らせ!
あまりにもバカバカしいと思います。
私はFBL大学を始めた2013年くらいから大手クラブで働く知人に「顧客をデジタル上でリスト化すべきだ」とアドバイスしてきました。
その上で「情報発信を見直して顧客個々との関係性を再構築すべきだ」と言ってきました。
が、誰ひとりとして実行する人はいませんでした。
もっとも大手クラブはビジネスモデルとして限界なので、それを見直さない限り再生の道はありませんが、それでも「顧客のリスト化」や「関係性強化」という考え方を導入しない限り、何をやっても「いつか来た道」を繰り返すだけです。
では今後、既存プレイヤーが上記のような考え方に転じるかと言えばその可能性はコンマ数%です。
ひたすら「納得できない命令や指示」が繰り返されるだけでしょう。
現実を見ても新コロ禍の中で私を頼ってくださった「企業」は1社だけです。
それ以外は問い合わせすらありません。
それに反して「個人」からの問い合わせは増えています。
FBL大学の第16期スタートコースにも定員を超える方に参画いただくことができました。
これからは「個人の時代」です。
というか「とっくにそうなっている」のです。
いつまでも「企業奴隷」をやっていたところで「その先」はありません。
そんなカイシャはさっさと辞めて、こっちの世界へ来たらいいと思います。
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