
№4909:「主体的な人」と「反応的な人」の違い
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
今日は「主体的な人と反応的な人の違い」という話をします。
私は昨今のClubhouseブームには違和感しかありません。
「Clubhouseが旬だ」
「Clubhouseは凄い」
「Clubhouseは稼げる」
などなどなど。
「だからどうした?」という話です。
特に「稼げる系」に強い違和感があります。
何故ならその行動の実体が「反応的」だからです。
どういうことかを説明します。
「7つの習慣」には「主体的な人と反応的な人の違い」について以下の表記があります。
「自分の人生に対する責任を放棄すると反応的になる。例えば反応的な人の多くは周りの物的な環境に大きな影響を受ける。天気が良ければ気分も良い。しかし、天気が悪ければ気分も悪くなり遂行能力も低下する。主体的な人は自分の天気を持ち合わせている。雨が降ろうが陽が照ろうが関係ない。彼らの行動は価値観に導かれており、質の高い仕事をする価値観を持っていれば天気がどうであろうと関係ない」
「7つの習慣」には絶対に外してはいけない「人生の原理原則」が記されていますが、上記は私が重視している価値観の1つです。
さらに以下のように補足されています。
「自分の価値観に基づき行動することは主体的な人のもっとも基本的な性質といえる。反応的な人はその時折の感情、状況、条件付け、環境等に左右されるが、主体的な人は深く考え、選択し、内面化した価値観に基づいて自らを支配する」
Clubhouseに限らず、世の中のブームに反応している人は文字通り「反応的な人」です。
では何故、反応的な人が稼げるか?
それは「商品を購入する人が反応的だから」です。
逆から言えば「稼げる人」というのは「反応的な人に反応させる方法」を知っています。
だから「これはいける!」と察知して、その市場に参入するのです。
で、目論み通りに反応をつくって稼ぎます。
そして、その「成果」が大々的にマーケティングに使われます。
人口1億2650万人のうちの「ひとり」の成果なのに、それを見て「私もできる」と反応する人がその商品やサービスを購入します。
あとはこの「ループ」を回すだけです。
この「ループ」を「仕組み」と言ったりするわけですが、私は仕組みの意味を取り違えていると思います。
主体的か反応的か?
各個人はこの選択をすることができます。
私は迷わず主体的を選択します。
これは「自分軸で生きる」ということでもあります。
これからも「深く考え、選択し、内面化した価値観に基づいて自らを支配する人」として生きていきたいと思います。
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