№4930:専門家の持論は底辺レベルの信頼度
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
昨日と今日は昨日配信した有料メルマガに記した健康関連のことについて記します。
本日は「専門家の持論は底辺レベルの信頼度」という話です。
こちらも週刊ダイヤモンドの記事内にあったものです。
タイトルは「科学を臭わせる巧みな商法にメス!エビデンスを疑え!」です。
ここには「専門家の持論の信頼度は底辺レベル」ということが、明確に示されていました。
このことは身体管理学協会事務局長の新美さんも自身のnoteで取り上げていましたが、まともな感性や判断力を持っている人なら当然引用したくなる内容です。
残念ながら多くのフィットネスクラブ等で指導(?)されていることの大半はこのレベルです。
お客さんが健康情報をまったく知らないのをいいことに好き勝手なことを言っています。
それは明らかに偏ったこと、明らかに間違っていること、明らかにその人だけにしか通用しないことなど様々です。
で、それを「メソッド」などと名付けて独自化しています。
はっきり言っておきますが、医科学とか運動理論に「メソッド」などありませんので。
あるのは「正しいか正しくないかだけ」です。
日頃、私は「正しさへの固執」を否定しています。
「物事に絶対に正しいことなどないのだ」と。
しかし、医科学においては「正しいこと」はあります。
それは上の資料でいう①のみです。
またはせいぜい②③くらいまででしょう。
トレーナーとかインストラクターの仕事は「世の中で正しいと認められていること」を学び、それを伝えることです。
プロなら独自のメソッドなどではなく、世の中で普遍的に正しいと認められている知識や方法を使った指導力で勝負すべきです。
それをせずに自分が信じることとか、自分が結果が出たこととか、上の資料でいう所の底辺に位置するような専門家の意見に傾倒し、それを人々に伝えていくなどというのは言語道断、絶対にやってはいけないことなのです。
フィットネス業界が誕生して40~50年くらいでしょうか。
これだけの歴史があるのに世の中に「正しいこと」がまったく伝わっていないのは何故でしょう?
その最たる伝道者であるトレーナーやインストラクターが底辺レベルのことを教えているからですよ。
私たちが商品としている健康という分野はユーザたちを洗脳しやすい分野です。
だからこそ、トレーナーとかインストラクターは世の中で正しいと認められていることに徹底的にこだわらなければいけないのです。
スモールジム協会も身体管理学協会もその姿勢を鮮明にしています。
「持論ごっこ」「メソッドごっこ」はもうやめるべきです。
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