№4882:人が離れていく理由
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
今日は「人が離れていく理由」についてお話しします。
私は「人が離れていく理由」を考えるときに、その反対の「人が集まってくる理由」を考えるのが良いと思っています。
では「人が集まってくる理由」は何か。
その1つの答えが「愛嬌」だと思います。
今、有識者の間で「愛嬌」は「今後のリーダーの必須要件」といわれています。
私たちの間でも年末の「大納会」でそのことを学んでから「愛嬌(チャーミング)があること」を強く意識するようになりました。
「それってチャーミングじゃないよね」的な感じで。
「愛嬌」があると人が集まってくる理由は単純で「一緒にいて気持ちがいいから」です。
私たちの仲間には「愛嬌チャンピオン」がいて、それはスモールジム協会理事の近藤健祐さんです。
思い起こせば近藤さんは私と出会った16~17年くらい前から「優しさ・愛嬌・笑顔」ということを大切にしていました。
その近藤さんが「愛嬌の対極にある」と指摘してくれたのが「偏り」と「くそ真面目」です。
つまり、これこそが「人が離れていく理由」です。
「偏り」は何事にも当てはまる最大の「悪」です。
経営者に見られる「すぐキレる」なんていうのも性格の偏りだし、自称専門家によく見られる「思い込み」や「正しさの押しつけ」も思想の偏りです。
「くそ真面目」の特徴は本人が「超真剣にやっている」「徹底的に掘り下げている」と考えていることです。
しかし、賢人の言葉に「正も過ぎれば邪となる」とあるように「正しいこと」もこだわりすぎれば、単なる「変わり者」に過ぎずどんどんと「中庸」から外れていきます。
こうなると普通の感覚を持った人は「自分は外れているんじゃないか」「自分は閉鎖的な価値観に中にいるんじゃないか」と感じ出します。
だから人が離れていくんです。
もちろん人が離れていく理由が「旅立ち」であれば問題ありません。
これは「おめでとう!」です。
が、大半はそうではありません。
「人が離れていく理由」がポジティブなのかネガティブなのか。
それを自問し反省できない組織や人はどんどんと閉鎖性を増し、周囲から孤立していきます。
そしてその反作用で残った人たちとの連帯が強化されます。
私たちはそうなりたくないので「愛嬌集団」を目指します。
「優しさ・愛嬌・笑顔」のない人は「さようなら」です。
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