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№5205:結果が出ない人は「想像力」と「素直さ」がない

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、これまで私は「想像力」の重要性を言い続けてきました。

「想像力」とは「こうしたらこうなるだろう」と未来を想像することです。

今も昔も仕事で結果が出ない人は例外なく「想像力」が乏しいと感じます。

もっとも「想像力が乏しい(未来を予測する能力が乏しい)から未来が良くならない」というのは当然のことではありますが・・。

この方向性には大きく2つあって、1つは「深く考えていないこと」、2つは「自分勝手に想像していること」です。

前者は「不足している」。

後者は「ズレている」という印象を相手に与えます。

私が「難しいな」と思うのは後者です。

このタイプは自分勝手な物語を想像して、それに基づいて物事を発想してしまいます。

で、それを自己正当化してしまいます。

この「ズレ」こそが、結果が出ない人に共通的に見られる特徴です。

FBL大学では初期の講座で「シュミレーション習慣」といって「仕事は相手の頭の中でやるものだ」とお伝えしています。

しかし、結果が出ない人は「自分の頭の中」で思考を完結させてしまいます。

商品開発もそうですが「自分の頭で考えたもの(自分が売りたいもの)」は売れません。

「相手が欲しいものを売る」のが商売です。

というようなことを私は何年も言っています。

手前味噌ですが、私は独立起業してから14年間、最前線で結果を出し続けてきたと自負しているので「言う資格はある」と思っています。

で、こういった指摘をした際に明らかな方向性の違いが生じます。

それは「自分が間違っていることを認める人」と「自分は間違っていないという態度を取る人」です。

成長する人は「自分が間違っている」と自省できます。

こういう人には可能性があります。

逆に成長しない人は「自分は間違っていない。間違っているのはあなただ」という態度を取ります。

まさにその「素直さのなさ」こそが結果が出ない原因なのに、それに気づくことができないのです。

結果が出ない人というのは自ら結果が出ない思考や行動を選択しています。

「想像力」と「素直さ」はそうならぬための必須基礎要件だと思います。

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