パタランが今期のアニメより面白い
最近、パターンランゲージ(略してパタラン)への興味が深まり、関連する書籍をたくさん読んでいます。
昨年は実写版「ワンピース」を見たくてNetflixを契約しました。それに加えて、実写版「幽遊白書」や友人の勧めで「葬送のフリーレン」も視聴し始めました。しかし、パタランへの関心が高まったため、現在はそちらに注力。
パターンランゲージとは何かについては、Google Bardが生成した内容をこちらに貼っておきます。
提唱者のアレグザンダーさんの本は数年前に勇気をもって買ってみましたが、パラパラと見て、こちらは長らく積読中です。一緒に読みたい方いたら、是非読書会しましょう。
推し活中のタイミングで、2024年1月13日にSFCの井庭崇さんによる「パターン・ランゲージについて深く学ぼう! 〜知りたい人・使いたい人・つくりたい人 必見!〜」というオンライン講演会があることを知り、参加しました。
テーマは、【「潜在的なもの」を生み出す 「健在的なもの」への着目】と題して、内容としては、以下の内容を主に取り扱っていました。
パターンランゲージの歴史
土壌としての自己に対するパターンランゲージの役割
クリストファー・アレグザンダーが考えたパターンランゲージの紹介
現象学とパターンランゲージ
パターンイラストについて
特に私の好奇心をくすぐったのはパターンイラストに関する部分です!
特に、井庭さんが関わるパターンランゲージの多くには「まなぶくん」というキャラクターが登場しています。パターンランゲージの要素として、「状況」「問題」「解決」「結果」の4要素が本であれば見開き1枚、カード形式であれば裏表にまとまっています。伝えたいメッセージがパッと伝わる一枚イラストが入っています。
オンライン講演会のなかで、「Principles of Pattern Illustration Design」の研究が紹介されていた
https://dl.acm.org/doi/abs/10.1145/3489449.3490009
英語ですが、イラストが可愛いのでそれを見るだけでも雰囲気が伝わる部分があります。
ChatGPTに概要をつくってもらったのでそれも貼っておきます(AI頼みなので、気になった方は原文にあたってください。ただ、テクノロジーによって学びたい意欲を減らさずにトライできることが本当ありがたいです。)
改めて、実践を繰り返し、言語化・可視化するなかで、パターンを見つけ。暗黙だったことが、より広がっていくプロセスって素晴らしいなと。
そして、パターンランゲージを研究・実践し続けて、合計608枚以上のランゲージ、イラストも書いてきたからこそ。自分たちでまたパターンをつくれるというのがとても学び溢れているなと
さて、パタランについて色々と語ってきましたが、要するに、これはめちゃくちゃ面白い学問だってこと。毎日のちょっとしたことにも使えますし、まだまだ学ぶことたくさんあるなと実感してます。パタランにハマってから、世界がちょっと違って見えるようになった感覚も。ただの理論じゃなくて、生活や仕事にも役立つヒントがいっぱい。これからもどんどん深掘りしていこう!
この話にピンときたら、一緒にパタランの世界を探検しましょう!読書会とかやってみたいし、同じ興味を持つ仲間と知識をシェアできたら最高ですね。新しい実験と発見を楽しもう!
追伸:パターンランゲージの考え方を活かしつつ、井庭さんが提案する「全体のたまご」というワークショップデザインコンセプトついて記事もあります。興味があれば、ぜひこちらもご覧ください。