ワタナベカズヨ

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シャバット!!

ユダヤ人は、とても優秀な人々だと聞いた。 これまでノーベル賞を個人で受賞した人の2割は、ユダヤ人。 彼らが優秀なのには色々な訳があるだろうが、 彼らのこの習慣を知って、なるほど優秀さの所以はこれかもしれないと感じた。 その習慣は、シャバット(安息日)。 ユダヤ教では、金曜の夕方から丸一日、何の仕事もしてはならないとされていて、公共交通機関もストップし、小売店もデパートもほぼすべて閉店。 旧約聖書の出エジプト記と申命記に出てくる「モーゼの十戒」に、 毎週1回やってくる安息日

    • 私のこの人

      今日は閉店宣言をしてから、 初めての営業日。 「店行ってくるね」と私が言うと、 「俺も行こかな⤴️」と旦那君。 退院してから、私と一緒に店に行ったことは無かったのと、前もって今日行くという相談もしてなかったので、正直驚いていると、 「なに?俺が行くの嫌なの?」と旦那君。。。 いやいやいや😮 そういうわけではあるまいし‼️ ただ、正直、お客さんの前に立って体力は大丈夫かな?など考えない訳ではなかったのですが…。 過保護ですね😌 で、店に着くと、グイグイ店を見回って

      • 新しい旅立ち

        店を閉じることにした。 2013年4月に開店してから10年。 CAFE SLOWは、旦那君の大切な場所だ。 頑ななまでに徹底した仕事で、 場を創り、メニューを磨いた。 けれど、脳に受けたダメージは、 彼の高次機能に障害を残し、 医師は包丁と火を使うことを止めるよう忠告した。 事業とは、可愛い子どもの様でもあるが、 時に、モンスターの様に担い手を飲み込むような恐ろしさをもつ。 人生は長い。 新しい世界へ向かおう。 旦那君の左半身は麻痺が残り硬さが見られるが、幸い、

        • 私は頭の中にサルを飼っている

          「私のことだ!!!」 表紙を見て即手に取ったのはこの本。 なんか悲しい。 なんかモヤモヤする。 すぐにカーっとなる。 イライラする。 文句が言いたくなる。 批判したくなる。 自分なんてダメだ…と思う。 どうしよう!と慌てる。 そんな感情に振り回されがち。 それは、頭の中にサルの仕業なんだ! なるほど。 要するに『平常心で頭の中のサルを飼い慣らす』ということが大切だと。 本を読み進めていくと、いくつかツールが書いてあった。 ・禅の呼吸を大切に(吐く息長く) ・ポ

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        • ご自愛道
          4本
        • 「教育」の場で大切にしたいこと
          9本
        • お父さんが倒れた、かぞくの物語
          22本
        • 教育について
          3本

        記事

          「合わないこと」をしないこと

          ガソリンスタンドにて。 偶然、しばらく振りの友人に出会った。 同年代。 一つ人生のチャレンジを終え、 次のチャレンジに向け備えている。 50代とは、各々に「自分ブランド」ができ、その実力を周りも知っていて、自分なりの自負もある。 それにも関わらず、ピュアで真っ直ぐな人は、それに胡座をかかず、さらに新たな挑戦をすべきだと自分を奮い立たせる。 既にブランドができる程の「合う」ものに出会っているにも関わらず、それを横に置いといて新しいエリアを開拓するのは勿体無い。 古

          「合わないこと」をしないこと

          給料は我慢料

          私は、結構「我慢弱く」て、 考えながら喋るし、 考えながら動きます。 最近、「それを変えたいな」と思っています。 仕事をしていると、結構いろんな自分の感情に出会います。 喜び。 感動。 満足感。 達成感。 そして、 嫉妬。 不満。 怒り。 焦り。 悔しさ。 マイナスの感情を感情を口に出すって… 自分が喋って「スッキリしたいだけ」。 誰かを批判する時もそう。言って「スッキリしたいだけ」。 プラスの感情だって同じ。 自分が喋って「気持ちよくなりたいだけ」。 自分で

          人の人生に関わる者は

          例えば、 中学校に勤めてるから小学校のことは分からない、ではなく 中学校に勤めてるから保育園のことは分からない、ではなく、 中学校に勤めてるから医療系のことは分からない、ではなく、 中学校に勤めてるから福祉系のことは分からない、ではなく、 中学校に勤めてるから就労系のことは分からない、ではなく、 人の人生に関わる者は、 人が生まれてから死にゆくまでを想像した上で 自分に任された場所に全力を注ぎましょう。 あなたの目の前の子は、 あなたの学校を卒業し、 次の学校に行った後、

          人の人生に関わる者は

          逆風に燃えろ

          「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言うが、 「若くなくても苦労は買ってでも」だ。 そして、私が「最高に腐る」のは、 苦しい時に何のアクションも起こさないこと。 種火は風が吹けば吹く程燃え盛る。 私の炎は逆風に吹かれて大きくなる。 苦しんで苦しんで、 閉じこもって閉じこもって、 ※もって1日なんだけど(笑) 「だーーーーーーーーーーーーーーー!!」っと、皮を突き破る時、 …「生きてるっ」って感じる。 昨日、選挙があった。 むろん当選するあれば落選する人も。 当選ばっか

          前より

          仲良くなった。 一緒にいるのが楽になった。 一緒に歩くことが増えた。 横にいることで癒される。 次、何をする?どこへ行く?と考えることが増えた。 一緒に美味しいものを食べたいと思うようになった。 言いたいことが言えるようになった。 愛おしさが増した。 大切に思う気持ちが増した。 幸せを感じ続けている。 40代が過ぎて、50代になっても、 何も変わらずに時だけが過ぎていくものだと思っていた。 人生は、辛くて苦しいこともあるけれど、 実は、それが、チャンスだったりもする。

          悪口ブーメランと先祖フェス

          今日、アバちゃん美容院に行ったら、 「ひすいこたろう」と「崔燎平」という人の本があった。 刺さった言葉をメモ📝 【悪口】 言葉は他の人に言ったことでも、 脳味噌が勘違いして自分に言ったことだと思ってしまう。 誰かのことを「気が利かないよね~」と言うと、 脳味噌が自分を「気が利かないよね~」と誤解する。 要するに… 悪口はブーメランのよう。 自分の頭に突き刺さる。 【自分とは、何万人もの先祖フェス】 自分が今あるのは、 父と母、祖父母、曾祖父母、そのまた前の御先祖様達

          悪口ブーメランと先祖フェス

          「グラデーション」と捉えたい

          自閉症スペクトラム症(ASD=Autism Spectrum Disorder)は、DSMでは2010年代の始めまで、広汎性発達障害と総称し、その中に自閉症障害、アスペルガー障害、特定不能の広汎性発達障害などの下位群をを設けていたが、2013年のDSM-5から、これら3つをまとめてASDとした。 ※DSM=米国精神医学会が発行している「精神疾患の診断・統計マニュアル」であり、精神疾患の基本的な定義を記したもの。世界共通の診断基準として用いられている。 文部科学省は、特殊教育

          「グラデーション」と捉えたい

          腐った日のご自愛

          今日は空から嫌なことが降ってくるような1日だった。 そんな時は、時間が経つのを待つだけでなく、 積極的にご自愛を。 帰る途中のコンビニでラテを買う。 ラテは値段が高いから、いつもはMサイズを買うけれど、今日はたっぷりの泡で溺れる様に飲んでやろう。 どかんとLを買ってやる。 夕食に母が茶碗蒸しを作ってくれた。 6人家族で7杯作ったと聞いたから、 茶碗蒸し2杯食べてやったぜぃ(ワイルドだろう⤴) ご飯もおかわりしてやったぜ。 ※恥ずかしながら、小生、ご飯に茶碗蒸しをかけて

          腐った日のご自愛

          「ご自愛道」、ここにはじまる

          自分、大切にしてますか? 今日のあなた、どうでした? そんな自分に、自分がそっと寄り添う…そう、それがご自愛の道。 今日のご自愛は…「白湯」 朝起きてから、すぐ飲む一杯の白湯が良いらしい。 ・寝ている間の脱水が解消される ・内臓が温まってリラックスできる ・腸管の動きも良くなる 体内の水分が減ると、血液がドロドロになり、心臓に負担が増え、血管も詰まりやすくなるとのこと。 上記の情報は…『Tarzan』よりいただきました。 『Tarzan』最近のにわか愛読雑誌。

          「ご自愛道」、ここにはじまる

          日本の学習障害理解の歴史

          私は、第二次ベビーブームの、その子ども世代。 人数が多いため受験倍率も高く、高校も大学も狭き門をくぐって入学。 そんな頃、バブルまではじけて就職も困難になった。 教員の採用人数もググッと狭くなり、私は新卒で教員になれなかった。 (同じ年の、ある有名局アナは「高校の教員になりたかったけれど倍率が高かったので諦めてテレビ局を受けた」と言っていた。そんな採り方してるから、今になって教員不足だとか言うことになるのだ…と、若き日の自分を憐れんで毒吐いたりする) 講師を経験して教員に

          日本の学習障害理解の歴史

          時間の使い方

          50になったので、 …ええ、50歳です、それが何か? 時間の使い方を考えるようになりました。 だって、人生折り返しですから。 50になって、人生が有限であることを実感するようになりました。 40代の皆さん、50になると、このような心境が訪れます。 しかし、 これは、決して嫌な気分ではなく、 目の前に広がる真っ白なキャンバスに、 何をどう描こうか、 そんなワクワクに満ち溢れています。 40代は、仕事にプライベートに我武者羅だったので、 (我武者羅って、不良のはっぴ

          「発達障害」その定義

          「発達障害」の定義は統一されていない。 医学、法律、社会一般で異なっている。 発達障害が論じられたのは、1970年に米国連邦議会で法律が制定されてから。そこでは、精神遅滞、脳性麻痺、広汎性発達障害、てんかん等多様な状態が含まれていた。 【医学の観点から】 1987年に、アメリカで米国精神医学会が示す診断基準DSM-5に発達障害の概念が導入され、精神遅滞、広汎性発達障害、特異的発達障害が挙げられた。そして何度かの改訂を経て、2013年には精神遅滞が知的能力障害、広汎性発達障

          「発達障害」その定義