子どもから自分に素直であることの大切さを学ぶ
子どもたちを見ていると、僕たち大人が子どもから学ぶべきことは非常に多いなと感じることがあります。
普通の大人なら、「子どもにものを教えるのが大人の役割じゃないの?」と感じる方も多いのかなと思います。
しかし実際には、子どもの素直な感性から僕たち大人が学ぶべきことは非常に多いのです。
今回は子どもの感性から僕たち大人が学ぶべきことを紹介していきたいと思います。
良くも悪くも自分に正直
子どもたちの凄いところは、「自分の感性に正直に生きている」というところです。いつも自分の子どもの言動を見ていて、凄いよなと実感するところです。
自分の感性に正直に生きる。これは自分の感じたこと、思ったことを素直に言葉や行動にあらわすということです。
子どもは泣きたいときにはたくさん泣きます。おもちゃを取られたり怒られたとき… 。自分が悲しいと思ったことを素直に見せてくれます。
もちろん嬉しいときや楽しいときも、笑顔になったり全身で楽しさを表現してくれます。本当に子どもは素直に自分の感情を表面に出してくれます。
大人から見ると、子どもの行動は理解できないことも多いのではないかと思います。
子育てをしているとわかると思いますが、子どもは急にワガママをいうことがあります。
例えば、今から外出する時、親としては外出の準備をしてほしいのですが、急に子どもが遊び出したりして大人の言うことを聞かないことがあると思います。
親としては早く準備をしてほしいが聞き分けのない子どもに対してイライラしてしまい、最終的には怒ってしまうこともあると思います。その結果子どもは泣いてしまいより準備が進まない状態に… 。親としてはなんでこんなワガママを言うんだろうとちょっとしんどくなってしまうような経験は誰でもあると思います。
大人から見るとただのワガママにしか見えない行動ですが、子どもの観点からすると、遊びたいから遊ぶし、怒られて悲しいから泣くと、自分の感じた感性にすなおに従った結果の行動だったりします。
もちろん言うことを聞かない時は怒ってしまうのも仕方ないとは思いますが、子どもの様に自分の感情に素直に行動している点はなかなか大人はできないよなと感じます。
大人は感情出せている?
もちろん大人が子どもの様に自分の感性に100%したがって生きるのは非常に難しいと思います。仮に自分の感性に従うまま行動しても、周囲の人との関わりがうまくいかなくなってしまうため、ある程度の我慢や常識を守ることは非常に大事だとは考えています。
しかし、常識や周囲へのはいりょは大事ですが、ほとんどの大人は自分の意見を殺しすぎているように感じてしまいます。
自分のやりたいことよりも常識や周囲の目を気にしてしまう。できるだけ周りの人と同じ様に行動しようと意識する人が非常に多いと感じます。
確かに周りの人たちと合わせていれば大きなトラブルは起きないかもしれません。しかしそれで自分自身の考えていることややりたいことを潰してしまっている印象があるのです。
特に昨今は感染症の影響でより過剰に周囲に気を配っている人が多く、それで精神的に疲れたり、攻撃的になっている人が増えていることを、人と接しながら感じています。
もちろん周りの人への配慮は大切ですが、過剰になりすぎて自分のしたいことや感じていることに蓋をしてはいないでしょうか?
子どものように素直に生きてみる
子どもの様に、やりたいことやりたくないことは明確になっているでしょうか?心から楽しんだり、悲しんだりと自分の感情を素直に行動や言葉にしているでしょうか?
子どもの様に自分の感性に素直になった時、心身ともに非常に楽になるし、自分のしたいことが見つかるかもしれません。
一度、子どもの様に、自分の感情に素直になって行動してみてくださいね。