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運動の楽しさ、大切さを知ると日々が楽しくなります
今僕は子どもから大人まで、様々な世代に運動指導を行なっています。特に子どもの運動指導は今後自分の軸として指導を行なっていきたいなと考えています。
今は運動が心身の発達や勉学面にも非常に良い影響を与えることを知っていますが、僕は昔から運動が好きなわけではありませんでした。
むしろ、学生時代は運動がとても大嫌いで体育の時間が億劫だったほどです。
そんな僕がなぜ運動の大切さ、楽しさに気づけたのかを書いてみたいと思います。
中学生まではまじで運動ができなかった
学生時代の僕は、本当に運動ができませんでした。特に小学校や中学校の時は運動音痴だった記憶があります。
走るのも遅かったし、陸上競技も人並み以下。それ以上に苦手だったのが球技。ボールを操って体を動かすのが壊滅的にできません。野球ではボールがバットに全く当たりません。
体育の時間グループ決めをするときには最後の方まで残っていて、すごく惨めになった記憶がたくさんあります。なので体育の時間は全然面白くなかったし、球技大会に至ってはクラスに迷惑をかけたくないから早く終わってほしいなとも思っていました。
本当に中学生の頃は運動が嫌いでした。そんな僕が運動の楽しさを知ったのは高校生の頃。友達と一緒にハンドボールを始めたのがきっかけでした。
初めて真面目に運動をして、周りより全然動けなかったけど、動くのって楽しいということを実感させてくれました。そこからは自分もしっかり動ける様に練習に打ち込んだり、周りに負けない様に筋トレなどにも励む様になりました。高校生活3年間はひたすら部活に打ち込みました。
毎日運動に打ち込んだからでしょうか、身体能力も上がっていきました。個人競技は平均以上に動ける様になったし、走るのも200mで校内陸上で表彰されるぐらい早くなりました。相変わらず球技はダメダメでしたが笑。
大人になって運動の大切さに気づく
この様に運動の楽しさには気づくことができましたが、当時の僕は身体が非常に硬く、前屈は膝程度までしか届きませんでした。また体が硬い影響で運動しているときに膝や腰に痛みが生じており、最終学年の時にはヘルニアを併発しまいました。運動の楽しさは知ることができましたが、運動の大切さはまだまだ知っていませんでした。
運動は好きにはなりましたが就職し別の県に移動するとハンドボールチームも近くになく、運動機会は減少してしまいました。その結果さらに体は硬くなり、腰痛に悩まされる日々… 。自分も歳を取ったら病院に通う様になってしまうのかなとぼんやりと考える様になっていました。
そんなときに出会ったのがヨガやピラティスといったボディーワーク。最初は身体が動けば施術のスキルが高くなるという理由から始めたのですが、続けていくに従って自分の身体が変わるのを実感していきました。
まずは腰痛や肩こりがほとんどなくなり、長時間運転や作業をしてもあまり疲れない様になりました。また逆立ちなどの昔の僕ができるわけないと考えていたポーズも、練習を重ねることでとることができる様になっていました。
また運動を続けて自分の身体が変化することで、継続は絶対に何かの結果を出すということを実感させてもらいました。この様に、大人になって自分の身体を整えるための運動を始める様になって身体や考え方に大きな変化が出る様になったのです。
運動で人が変わることをもっと伝えていきたい
運動や身体のことに詳しくなることで、昔の自分がなぜ運動ができなかったのか、どの様な運動を行えば良かったのかを考えることができる様になりました。
まず大事だと考えたのが子どもの時に色々な運動を経験することの大事さ。幼少期から体を動かすことが苦手だったのですが、色々な運動に触れることで運動嫌いなマインドも変わっていたのではないかと考えます。
また僕の場合、目の動きに稚拙さがみられるので、それがボールを追いかけたり周囲の状態を確認する能力の低下を招いていることが考えられるので、ビジョントレーニングは必要だったのではないかなと感じています。
この様に、当時の悩みなどから自分の問題点を出すこともできる様になりました。そして自分の問題点を考えられるということは、子どもの運動にかんする悩みにも分析して答えれられるということにつながります。
元々僕は運動が全然できませんでした。だから運動ができない子供たちの苦しさはわかるし、その苦しさが改善した時の楽しさも知っています。
そして運動の大切さを体感しているからこそ、子供や親御さんに役たつ運動をしっかり伝えていこうと思っています。