中村 和世(ローレンシャンスクール)

名古屋にあるローレンシャンインターナショナルスクールの校長をつとめております。新たな時…

中村 和世(ローレンシャンスクール)

名古屋にあるローレンシャンインターナショナルスクールの校長をつとめております。新たな時代に求められるチカラをどのように育むことができるか、試行錯誤の毎日です。http://iq-kids.net

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最近の記事

ハーバード大学合宿ガールズのその後

ハーバード大学合宿に参加したガールズ達が、 この夏は、一人で短期留学にチャレンジ。 自分の経験、まわりの経験から、 性教育なことも含めて、諸注意を、 いろいろ話しました。 いろいろ心配はつきませんが、 自分がしてもらったように、 信じて送り出すしかないですね。 与えられたチャンスに感謝し、 さまざま吸収して、 自分だけでなく、まわりの人たちにも、 自らの体験や学びをシェアし、 変化を起こせる人になれるよう 頑張ってきてほしいです。 ※写真は、201

    • 教室風景

      今日の小学生三年から五年生のzoomレッスン。 やぼう、ちゃくじつ、あくりょく、いっこう、けいしき この五つの言葉を使って、ひとまとまりのお話をつくる。 政治家が主人公のお話になり、小学生が持っている政治家のイメージを 実感する。 現代アートの先生と、ゼロから一を生む、イノベーションレッスン。 のべ1000人以上が受講している人気のレッスン。 AIなども積極的に取り入れています。 時事問題については、イスラエルについて、ニュースで聞くけど、 よくわからないとの

      • 『ハーバード大学サマーキャンプ』レポート

        ハーバード大学&ニューヨーク合宿の際に、 ハーバード大学の物理学の教授のレクチャーから、 MITの博士課程の方のレクチャーまで、 高度な内容を、子どもたちにわかりやすく、 美しく完璧な日本語と英語の通訳をしてくださった しおんさん。 合宿に参加したガールズは、 全員しおんさんのファンに。 スクールの合宿で大切にしているのが、 かっこいい大人を子どもたちにみせること。 自分の仕事や学びを、これ楽しい‼️と思い、 夢中でとりくみ、 そして、その仕事が、世界

        • イーロンマスクの伝記に思うこと

          イーロンマスクの伝記を読んでいます。 2002年頃のスペースXの章で、 軍やNASAが、仕様や要件を山ほど定めているため、 当時のバイスプレジデントが、 『それが、要件だと軍の仕様で決まっているからです。』と 答えると、 イーロンマスクが、 『それは誰が書いたんだ?どういう理屈でそうなってるんだ?』 と、引かないというエピソードを読んで、 緒方貞子さんのお仕事のエピソードを思い出しました。 国と国を跨いでの難民支援の現場で、 このように決まっているから、

        ハーバード大学合宿ガールズのその後

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        • イギリス名門校
          7本
        • まぜまぜプロジェクト
          74本
        • 教室風景
          87本
        • ハーバードで10歳の日本の女の子たちが学んだこと。
          103本
        • ハーバード大学合宿
          105本
        • ローレンシャンスクールの未来の学び市場
          123本

        記事

          国際バカロレア学会ほか

          六年前のメールマガジンより。 ⇩ メールマガジンを発行しました。  ・ ・ ・ ・ ・ 『学力から能力へ?』 先週の日曜日、ローレンシャンスクールでは、小学生の子どもたちによるプレゼンテーション大会が県内のホテルで行われました。今年で5回目を迎え、プレゼンテーションのレベルも年々アップしてきており、 小学1年生では、半年前に幼稚園を卒園したばかりとは思えない、堂々たる発表となりました。 ひとり一人が、独自のテーマを選び、数ヶ月かけて準備し、大勢の大人たちの前で発

          世界大学ランキングに思う

          もう、7年も前になるのか。 ちょうど一年前の中秋の名月at サンフランシスコ。 朝から、スタンフォード大学、アップル本社、シリコンバレーの投資家のレクチャーを受けた後のホテルのディナー会場から撮影。 一年後に、習近平氏が、この地で、そうそうたる顔ぶれのシリコンバレー界隈の経営陣トップたちに、壮大なる歓迎会を受けるというようなことは、想像できず。 西海岸に渡る前の、東海岸では、NYのコロンビア大学で、 私が留学していた15年ほど前に比べ、日本人留学生の数は、50〜10

          『白いくつした』

          タイトル: 白い靴下 昨日は、わたしが、911をきっかけに、 ニューヨークで人生を送ることをリセットし、 日本に帰国後、初めて、自分がトップに立って、 スクールの生徒の募集をし、 入校の説明会をし、 入校してきた 当時2歳だったMちゃん、 私は、30代前半、 スクールに、高校二年生まで通ってくれ、 今年、20歳になる直前に、 スクールに遊びにきてくれました。 2019年以来、三年ぶりの再会でした。 入ってきてすぐに、 カバンから白い靴下を取り出して

          女性の活躍が進まない本当の理由が母親である可能性。

          スクールのプログラムを一緒に作ったり、 私の相談にのってくれたり、 また、子ども達のお兄さん的存在でもあるデレクさん。 先ほどまで、ニューヨークとつないで話していましたが、 進路に悩む高校生に、 その国の一番の大学にすすむことは、特別な意味のあることだ、 もし、それが可能なチャレンジなら、 チャレンジするべきだ。 一番の学校にチャレンジするチカラがないのならば、 地元を含め、複数の選択肢があるし、 そうすれば良い、 と。 私が、もし、かりに、真剣に勉強

          女性の活躍が進まない本当の理由が母親である可能性。

          英国名門校 ハロー校開校

          オンラインで、実際に通うことに比べて、かなり費用抑えて、エッセンスを学ぶことができるイートン校のオンラインの学び、 ETON Xとローレンシャンスクールのコラボレーションプログラム、 昨年、今年と開催し、日本人や日本にルーツを持つ子どもた地ならではの課題も多く見られましたので、 そのあたりは、どのようにやられるのでしょうか。 お手並み拝見です。 しかし、国家戦略としての教育の輸出。 日本は、何戦略?

          ライフスキルとしてのお金のプログラム

          ライフスキルとしてのお金の今回のプログラム、 受講者のうちの一人は、 2019年のハーバード大学合宿参加者、 また、別の一人が、 昨年夏のイートンのオンラインプログラム、『Making an impact / 他者に影響を与える』の受講者でした。 お二人それぞれが、 ハーバード大学合宿、イートンXのプログラムで、 ご本人が言語化できるほどの変化は起こらなかったのですが、 今回の受講で、 ハーバードとイートンのプログラムで地殻変動が起こっていたことを本人たちも

          ライフスキルとしてのお金のプログラム

          ハーバード大学での合宿で、子ども達に何を伝えたかったか。

          この前、ハーバード大学合宿のことを聞かれて、話したのが、 物理学のレクチャーを受けた後で、スクールの10歳女子が、 私、将来、お医者さんになりたいと思っていたけど、物理学とかの研究者も面白そう! と話すと、 じゃあ、両方、なればいいじゃん。 お医者さんの学位と、研究者の学位、 両方持ってるひと、たくさんいるよ! と。 彼女は、え〜、そうなの〜と,驚いていました。 ハーバードに行って、良かったなと思ったのは、 こんな瞬間の数々です。 昨日も、プラグラミンの

          ハーバード大学での合宿で、子ども達に何を伝えたかったか。

          起業家プログラム 小中学生と大学生のコラボ企画

          大学とのコラボのプログラム作成中にて、備忘録として。 以下は過去の投稿より: 昼間は、子ども達のレッスン、夜はイートンのカリキュラムに目を通す毎日。 スクールでこれまで行ってきたこと、改めて頑張ろうと思ったり、 昔は力を入れてやっていたのに、最近は、なかなか変わらない日本の教育システムや旧来型試験大好き体制に、諦め気味だったことを反省したり。 イートンの起業家精神のカリキュラムも、とても素晴らしいです。 こちらは、 ビジネスを始めるためのカリキュラムではなく、

          起業家プログラム 小中学生と大学生のコラボ企画

          出遅れないためにって、なんじゃ⁉️ 中学受験についての記事を読んで。

          全部読んでませんが、子どもの数値で測れるレベルの賢さは、 6歳ぐらいで、すでに、かなりの差があります。 スクールは、今年47年目で、母の代から4000人くらいみてきたと思いますが、 中学受験希望の子ども達がたくさん在籍していたときもあり、 小学校中学年ぐらいの子たちの間に、すでに、圧倒的な学力の差があるのに、本当にびっくりしました。 で、この差は、いったいどこでうまれるのか、というと、もう、際限なく遡って、 2歳さんとかでも、かなり、違います。 2歳以下のお子さ

          出遅れないためにって、なんじゃ⁉️ 中学受験についての記事を読んで。

          Eton X CEO キャサリン・ウィテカー氏 オンライン特別講演 + ローレンシャンインターナショナルスクール生 成果発表会

          不確かな時代を生き抜くためにEton Xが提唱する「Future Skill 」を、キャサリンCEOが紹介! イベント概要 暗記や知識習得とは異なるソフトスキルを学ぶ意義を紹介し、新しい教育の在り方と可能性を示す講演会。第1部は、英国の名門Eton College が企画・開発したオンラインプログラムEton XでCEOを務めるキャサリン・ウィテカー氏による講演を行い、Eton Xが提唱するソフトスキル「Future Skill」の重要性を語って頂きます。(逐次通訳有り)

          Eton X CEO キャサリン・ウィテカー氏 オンライン特別講演 + ローレンシャンインターナショナルスクール生 成果発表会

          「一度壊さないといけないのかもしれない。」コロナ禍直前の2020年1月〜仕事始めの夜に考えたこと〜

          コロナ禍前の2020年、二年前の仕事始めは、 出口先生との対談でした。 この後、日本でもコロナ感染者が見つかり、緊急事態宣言が発令され、学校も休校になりました。 この記事は、某ビジネスF誌に掲載予定で話が進んでいましたが、中国発のコロナということもあり、やむ無く中断となりました。 出口先生にも、お忙しい中、何度もお目をお通し頂いており、せっかくの出口先生の名言が、このままお蔵入りも残念であり、また、アフターコロナの世界に思いを馳せるにあたり、直前のこの時期に出口先生と

          「一度壊さないといけないのかもしれない。」コロナ禍直前の2020年1月〜仕事始めの夜に考えたこと〜

          お譲りします。

          【 拡散希望 】 もともと、スクールに通って下さっている アトピー性皮膚炎などのアレルギーに苦しむ 子ども達やうちの弟たちが、 かゆみなどで、お勉強に集中できないのをみかねて、  母が創ったものが倉庫に眠っています。 身体をあたためて免疫力をあげる、など、 愛知医科大学のお医者様や、 上海の漢方医の方々と一緒につくった 漢方の入浴剤、特殊加工したTシャツ、 身体をあたためるスチームサウナのような椅子など、 いろいろつくったもの、 欲しい方、興味ある方い